小牧雅伸さん

マスメディアには出ていないようですが、小牧雅伸さんの訃報が入りました。
誰?と言われるかもしれませんが、私の記憶の中では、アニメックの編集長(ま)氏です。

 

アニメック』とは、1978年から1987年にかけて発行されていたアニメ雑誌です(ウィキペディアなどより)。
機動戦士ガンダムの放送開始が1979年4月のことで、その硬質な評論(他のアニメ誌などに比べて)は好きでした。
アニパロ投稿などに特色のあった『月間OUT』とともに、その時代を(少なくともサブカルチャーについては)牽引した媒体だったと思います。

 

以下、小牧氏の息子さんのツイッターより。

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皆様始めまして小牧雅伸の息子でございます。
当初は本当に知る人が知っていればいいというスタンスでしたが、父のことを思ったよりも愛してくれている人が多かったので、この場にて発表致します。
父、小牧雅伸は1月24日虚血性心疾患により深夜に眠るように息を引き取りました。

父は持病も無く、直近の健康診断では心電図も正常だったことから、本当に突然心臓が止まり夜中だったこともあり急死してしまったようです。
葬式までの間家におりましたが、いつ見ても安らかに寝ているようで、火葬当日でも起きてこないかなあと見守っておりました。

母があまりことを大きくしたくないということもあり、父の仕事仲間にだけお伝えしておりましたが、
ネット上を見ていると、非公式発表だけでは何ともやりきれないという意見もありましたので、
相談の上、このような形とさせていただきました。

最後に、何とも不思議な話ですが、父のスマホから写真フォルダを見ていると自分の関わった本を前日の夕方に撮影していることが分かりました。
何か思うところがあったのかもしれません。
しかも、1月24日は息子である私の誕生日で、当の本人はツイッターで風船が飛ぶんだといって朝から

はしゃいで遊んでいるところに父の訃報を聞いてすぐ実家へと出発致しました。
2022年1月24日、きっと私にとって生涯忘れられない日になりそうです。
少し人より早い気もしますが、きっと自分のやりたいことはやりきったいい人生だったと信じております。

新聞を含むメディアでの訃報は一度全てお断りしてしまいましたので、小さな形ではありますが、こちらをもって公式の発表とさせていただきます。
父の撮影した最後の写真を添えて、以上とさせていただきます。
長文となりましたが、最後までお時間をいただきましてまことにありがとうございました。

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67歳。
息子さんが書かれているように
「少し人より早い気もします」(かなり早いというべきかも)
が、
「きっと自分のやりたいことはやりきったいい人生だった」
と私も信じております。

 

ありがとうございました。
ご冥福をお祈りいたします。