五輪雑感(2021.7.21時点)

東京オリンピックが実質的に始まりました。


ソフトボール日本チーム、初戦勝利おめでとうございます。

 

今日も暑い日になりました。
熱中症予防という観点でも、無観客開催というのは正解かもしれません。
今のところ有観客を予定されている競技や、児童、生徒のみの観戦が予定されている競技がありますが、くれぐれも水分やミネラル補給などにお気をつけください。

 

ところで、開会式のイベント関係者など、複数の人物が過去の言動などにより辞任表明を余儀なくされています。
それ自体はけっしてほめられたことではないのでしょうが、そういう主催者にとってマイナスの事実が、きっちり報道されていること自体は、当然とはいえ結構なことと思います。


そもそも、開催の可否、観客を入れるかどうかなどを含めて、さまざまなことについて個人が意見表明をすることができるのが、今の日本です。
次の冬季オリンピック開催地では、それはおそらく無理でしょうから。

 

東京オリンピックは、さまざまな問題点、欠点があるにしても、新疆ウイグルをはじめとする人権抑圧に対する批判を許さないような強圧的な手法で開催される「立派な大会」よりも、

 

「オリンピズムの目的は、 人間の尊厳の保持に重きを置く平和な社会の推進を目指すために、人類の調和のとれた発展にスポーツを役立てることである。」(オリンピック憲章2020.7.17版・オリンピズムの根本原則2.)

 

という考え方に合致していることは言うまでもありません。