121位から160位まで。アフガニスタン、ミャンマーなど、政府の能力や政情により、感染者数や死亡者数の統計の正確性が危ぶまれる諸国もあります。
161位から(同率)174位まで。日本は161位です、といいたいところですが、端数処理の関係で、160位のインドネシアと同値か、微妙にひっくり返るかもしれません。ナイジェリア、ニュージーランドも含め、だいたい同レベルです。
中国は、直近4週間で感染者数が4,767人増えていますが、死亡者数の増加はないことになっています。感染者の中に高齢者や基礎疾患のある人が含まれていれば、死亡者ゼロというのは嘘くさいとは思いますが、発表された統計上はそういうことです。
これまでの表で黄色に塗ったG7+BRICS+イスラエルで、感染者数と死亡者数とのグラフを作ってみました。
ロシア、南アフリカなどは、感染者数の割に死亡者数が多く、イスラエルやフランスなどは、感染者数の割に死亡者数が少ない、という傾向が見えます(ただし、この期間の死亡者数には、デルタ株が主流だった時代の重症者が、少なくともある程度は含まれている可能性があります)。
イスラエルは感染者数が多いのに死亡者数が少ないのは、ワクチン接種率が高いことが影響しているのでしょうか?
各国の年代別人口比率(若い人が多い国ほど死亡者数は少なくなると予想されるので)も確認した方がよいかも知れませんが。
さて、日本は、この死亡者数が少ない状態が、今後も維持できるでしょうか。