保健所の常勤職員数の変化
https://jukeizukoubou.hatenablog.com/entry/2020/05/10/164010
という記事を昨年５月に書きましたが、常勤保健師数にしぼって、もう少し詳しく見てみます。
元ネタは、「地域保健・健康増進事業報告：結果の概要」です。
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/32-19d.html
人口10万人あたりの常勤保健師数を、全国、東京都、大阪府とで比較します。
全体としては、どれも減っているわけではありませんが、2003年頃にＳＡＲＳ、2009年に新型インフルエンザの騒ぎがあった割には増えていない、という見方は可能でしょう。保健所や保健師の業務の重要性や、今回のような感染症対策の状況から考えると、十分ではなかったということが証明されてしまいました。
なお、首相や知事の名前はあくまで参考に入れてみましたが、デコボコはあるものの、たとえば維新だから良いとか悪いとかいう感じではなさそうです。小泉構造改革というのがよくなかったのかな、という個人的印象は持っていますが。
その他の都道府県を含めて、2003年度末と2018年度末とで比較。
やっぱり、大都市圏が手薄。
