知事の公用車でもレクサスで十分やん

兵庫県知事と議長の公用車が最高級車の「センチュリー」に格上げリース料は2倍以上高く
読売テレビ 10/9(金) 8:45配信

兵庫県知事と県議会議長の公用車が、最高級車の「センチュリー」に格上げされ、リース料が2倍以上高くなっていたことがわかった。

兵庫県によると、去年8月、井戸知事と原県議会議長の公用車を、これまでのレクサスから最高級車のセンチュリーに更新した。その結果、2台の年間のリース料がおよそ270万円から2倍以上のおよそ600万円に上がったという。県の担当者は、「安全性や出席する公務の品格などを総合的に考え、妥当な判断」としている。

県は、議長の車は次の更新時に議会と相談するとしているが、知事の車については決まっていないという。

最終更新:10/9(金)19:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/d1b117219f7b5793615a43c2f22aaf4d011e1a5f

 


去年8月の「格上げ」ということだから、新型コロナウイルス関係の税収落込みについては関係なかった頃ではあります。
ただ、その頃でも兵庫県の財政は楽ではなかったはずと思いますが。

 

ところで、10月5日の知事記者会見資料によると、

 

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令和2年度における事業見直しと経費の節減
 令和2年度の県税収入は、新型コロナウイルス感染症の影響による消費の低迷や景気の悪化により、法人関係税や地方消費税をはじめ、税目全般にわたり当初予算額を大きく下回ることが懸念される。現時点で、当初予算比で1,000億円を超える税収減を見込んでおり、本県を取り巻く財政環境はこれまで以上に厳しさを増している。
 ついては、これまで以上に効果的・効率的な予算執行に努める必要があることから、全庁的に今年度予定していた事業の見直しを行うとともに、事務的経費の節減を行う。

1 令和2年度事業の見直し
 ○ 見直し事業数及び効果額:89事業、712億円(うち一般財源5.4億円)

 (引用省略)

2 事務的経費の節減
 (1) 節減率 △14%(効果額:約12.5億円)
 (2) 内容
  効果的・効率的な事務執行や在宅勤務の推進等による事務的経費(職員旅費等)の節約
https://web.pref.hyogo.lg.jp/governor/documents/g_kaiken20201005_03.pdf

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とのことなので、今からでもリース契約の変更について交渉されたらいかがですか?
大衆車レベルなら違約金が相対的に高くつくのかもしれませんが、センチュリーからせめてレクサスに戻せば、この高級車レベルなら、諸々の費用を引いたとしても百万円単位の節減が期待できると思うのですが。