私は「支持政党なし」ですが

二階幹事長ら5人が堂々のランチ会食 〝黙食〟主張でネット炎上、党内からも「勘弁して」
東スポWeb 8/17(火) 21:59配信

 自民党二階俊博幹事長(82)、公明党石井啓一幹事長(63)ら両党幹部5人が17日に都内で「新型コロナウイルス対策の意見交換」と称した〝ランチ会食〟を行ったことが波紋を広げている。

 与党幹部らによる同会食は、都内ホテルの日本料理店の個室を貸し切りにして行われた。政府は緊急事態宣言の中、国民に対し家族同士、または4人以下での会食を求めている。

 参加者は全員2回のワクチン接種を済ませていたというが、一体どんな中身だったのか。

 まずは自民党森山裕国会対策委員長(76)の弁。「食べながら喋ることは、まったくなかった。(自粛要請について)そういうこともよく理解しながらやっているつもりだ」

 続いて公明党高木陽介国対委員長は「「会食ではない。打ち合わせの前に、それぞれ昼食を『黙食』でとった」と話した。

 あくまでランチは一切喋らず〝黙食〟で、そのあとの打ち合わせで意見交換したと言いたいのだろう。しかし、ネット上では自公両党幹部の説明に「幼稚園レベルの言い訳。これでは国民は政治家のいうことを聞かなくなる」など、批判的な書き込みが相次いでいる。

 自民党内でも「懲りない面々と見られても仕方がない。菅首相の〝ステーキ会食〟の二の舞です」とあきらめムード。菅首相は昨年12月に東京・銀座での高級ステーキハウスで二階氏を始め、芸能人やスポーツ界の大御所ら8人と会食を行い、物議を醸した。

 前出自民党関係者は「二階氏は早急に説明してもらいたい。このままでは無党派層の政治不信が募り、次の衆院選に影響が出る。勘弁してもらいたい」と嘆く。

 また〝2F〟とその一派がやらかしたようだ。
最終更新:8/18(水) 5:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/92c2c75c7afb47be4cbfb18359a3bdd77c655cb5

 


今さら、という感はありますが、総選挙の頃に和歌山3区(御坊市田辺市新宮市、有田郡、日高郡西牟婁郡東牟婁郡)の有権者の方の目に触れる可能性も考慮して(そんなに高い確率ではないでしょうが)記事にしておきます。

 

それにしても、たとえば「自民党幹事長選挙」のようなものがあって、党員なら投票権があるのなら、自民党員になることも考えようかなあ。
(念のため。そんな選挙も投票権もありません。)

 

二階氏を落選させるのが難しいなら、気の毒だけど二階派の議員でもいたら、どの党でも対立候補に入れるようにしようかなあ。

中国大使館が肌の色を揶揄した件

カナダ支持の日本をやゆ 中国の在外公館ツイートで
共同通信 8/13(金) 18:26配信

 【北京共同】在アンティグア・バーブーダ中国大使館は12日、カナダ人企業家が中国で実刑判決となったのは不当だと訴えるカナダに日米欧などの外交官が支持を表明したことについて「へたな政治ショーで卑劣だ」とツイッターに投稿した。皮膚の色に言及して日本人をやゆ。中国の短文投稿サイト、微博(ウェイボ)でも日本をあざける投稿が相次いでいた。

 ツイートは、カナダに連帯を示して北京で集まった25カ国・地域の外交官が壇上に並んだ写真を投稿。壇のそばにいる男性について「そうそう、一番脇の肌の黄色い役は日本人。壇上に立つ資格すらない」とやゆした。男性は日本大使館員ではない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/696e9035f3baa46924a3a44504f27c29a637fe50

 


え~と、気の毒になるぐらいツッコミどころが多い中国側のツイートです。

「皮膚の色に言及して」というのは人種差別的というかヘイトというか、これを(大半が「いわゆる黄色人種」である)中国大使館が投稿しているところが、(中国側にとって)救いがありません。

 

念のため、次のリンク先などで「25カ国・地域の外交官が壇上に並んだ写真」というものがないか探してみましたが、見当たりませんでした。

 

カナダ人実刑判決にカナダ「不当」訴え 日米など25か国が支持表明
TBS系(JNN) 8/13(金) 5:14配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/48111e0301ffc2a560b521981d758a1d0365941c

 

共同通信の記事の「男性は日本大使館員ではない」は事実だろうとは思います。まあ、日本大使館員だろうがそうでなかろうが、中国側のツイートが愚かであることには変わりませんが。

 

ちなみに、カナダや米国などではアジア系の移民が珍しくないので、「いわゆる黄色人種」系の外交官がいたとしても不思議はありません。
歴史上、中国が真の国際大国であった時代(唐など)は、漢民族以外の高官や外交官を採用する度量があったのですが、今では無理でしょうね。

 

それにしても、アンティグア・バーブーダというカリブ海小アンティル諸島にある中国大使館がツイートしたというのは、何か意味があるのでしょうか。
中国本国政府や、在日本や在米国大使館ではなかったことは、多少なりとも遠慮というか抑制の意向があったのか、暇そうな大使館に命令してやらせたのか、透明性が皆無の国のやることはわかりにくいものです。

政治家は参拝し、一般国民は帰省中止を?

西村経済再生相が靖国神社を参拝“静かな環境で参拝させてもらった”
TBS系(JNN) 8/13(金) 10:53配信

 15日の「終戦の日」を前に、西村経済再生担当大臣はきょう午前、東京・九段の靖国神社に参拝しました。

 西村大臣は、私費で玉串料を納め「衆議院議員 西村康稔」と記帳したということで「早朝に静かな環境で参拝させてもらった」などとコメントしています。西村大臣は去年は「終戦の日」の翌日に靖国神社に参拝しています。(13日10:52)
最終更新:8/13(金) 12:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/7b209637f68d05f20950d4fe412b9f109f705b5f

 


靖国神社A級戦犯が祀られている、など、一部外国から批判されている件については、今回は論じるつもりはありません。

 

政治家の仕事、特に新型コロナ対策に関連する職務の閣僚の役割としては、一般国民が、靖国神社であれ、千鳥ケ淵戦没者墓苑であれ、故郷の先祖代々の墓であれ、自由にお参りすることが実現するように努めることではないかと思います。

 

一般国民には帰省の中止や延期を求め、政治家本人は靖国神社に参拝する。
そして(西村氏がそうだという意味ではありませんが)総選挙に備えて選挙区で国政報告会なんぞを行う。
こんな政治家に誰が投票したいものか。
国会議員の選挙区活動こそ、オンラインでやればいい。
パソコンもスマホもろくに使えないような高齢の親には、直接会うしかない。

 

小池都知事などが(一般都民などに)帰省をあきらめるように、と発言するのは、その部分だけの理屈としては、わからないでもありません。
でも、その理屈なら、たとえば都内在住の政治家にも、今夏の選挙区入りをあきらめるように、などと都知事として公式に発言すべきでしょう。

 

そういえば、(比較的)安全に帰省する方法、って昨夏に書いたけど、あれから事態は好転していないような。
https://jukeizukoubou.hatenablog.com/entry/2020/08/07/083728

パブコメの意見を送る理由

パブリックコメントなんて、広く関係者の意見を聴く機会を設けたという、国のアリバイ作りに過ぎないのだから、そのようなものに意見投稿するような無駄な時間をつくらないようにしてほしい。」
と書いている人がいますが、そういうご意見についての私の考え方です。

 

まず、基本的には、↓この記事に書いたことがベースになります。

 

パブコメの意見は無駄か?
https://jukeizukoubou.blog.fc2.com/blog-entry-2671.html

 

そのうえで、もう少し詳しく書くと、


前記事で言えば赤っぽい色の見出し部分
1 基準案の割合(100分の70、100分の60)は低すぎる
これについては、パブコメで何を書いても覆る可能性は、ほぼないでしょう。

 

一方、青色の見出し部分
2 原案の割合どおりに実施する場合
こちらについては、特に質問的な形で書いたものについては、パブコメ結果発表や留意事項通知、Q&Aなどで考え方が示されることがあります。
すぐには反応がなくても、後になって追加のQ&Aが出る場合もあります。

 

ところで、パブコメに送った意見によって、制度が、少なくともすぐに変わらなかったとしたら、それは無駄なことなのでしょうか?


私はそうは思いません。


意見を送るためには、まず、国が示した案を読み込む必要があります。
さらに、それを分析し、自分の意見をまとめ、文章にする。
それらの過程は、「業界の人間」(介護保険サービス事業者や関係行政、あるいは利用者の家族など)にとっては、新制度を理解するために助けになるでしょうし、「業界以外の人間」にとっても、頭の体操、認知症予防ぐらいにはなるでしょう。

 

私の場合は、ブログネタにもなります。
「こういう意見を送ります(または送りました)」というところで1回記事になり、
国が結果発表した段階で「やっぱり俺の意見にはマトモに回答する能力がなかったな」という記事を書くので、2回は使えます。
それを意味があると考えるか、ないと考えるかは、その人次第でしょう。

 

さらに、蛇足。

「あきらめたらそこで試合終了ですよ」

 

スラムダンク」の安西先生の言葉です。

 

「平均身長が何センチも違うから、とても世界では勝てないだろう」とあきらめていたなら、東京五輪での女子バスケットチームの銀メダルはなかったでしょう。
身長162cmの町田瑠唯選手がオールスターファイブに選ばれることもなかったでしょう。

 

もうひとつ。

今の日本では、国の方針と異なる意見を送ったからといって、個人が処分されることはありません。
ベラルーシや、ミャンマーや、香港(に限らず中国共産党が実質的に支配する国と地域)などとは違うのです。
こういう自由な意見表明ができない場所で戦っている人たちのことを考えると、
(もちろん自分が意見を送らないという選択をすることは、その人の自由ですが)
パブコメを送っても変わらないから、意見投稿するような無駄な時間をつくらないように」
などと他人に働きかけるような行為は、私なら恥ずかしくてできません。

 

「投票しても政治は変わらないから、投票所に行くのは無駄」って言うのは(特に政治行動の自由がない国のことを考えると)恥ずかしいですよね?

 

まあ、羞恥心の感じ方は、個人によって差があるので、恥ずかしく感じない人を批判するつもりはありません。
私がパブコメに意見提出する理由を書いているだけなので。

パブコメ・訪問介護42%って少ないでしょ?

指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準第十三条第十八号の三に規定する厚生労働大臣が定める基準案に関する意見募集について
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=495210146&Mode=0

 

前記事の(自己流の)分析に基づき、パブリックコメントの意見提出をしました。

(太字強調や色塗りは原文にはありません。)

 

********************


1 基準案の割合(100分の70、100分の60)は低すぎる

 

 基準案では、
・居宅サービス計画に位置付けられた居宅介護サービス費等が居宅介護サービス費等区分支給限度基準額に占める割合が70%
訪問介護に係る居宅介護サービス費がサービス費の総額に占める割合が60%
なので、訪問介護が支給限度基準額の42%にしかならない場合でも、届出対象になる可能性がある。これでは、届出対象ラインがあまりにも低すぎる。身体介護中心型(30分以上1時間未満)で考えると、要介護3の利用者なら月30回(1日1回程度)の利用で、加算の塁を算定しなかったとしても42%を超える。要介護4でも、特定事業所加算(II)を算定する事業所なら、同じ回数で42%を超える。要介護1でも、特定事業所加算(I)を算定する事業所なら、月15回(2日に1回程度)の利用で42%を超える。これらは、早朝や夜間の加算その他の加算を考慮していない計算であり、実際には、届出対象となるケースは厚生労働省が想定しているよりも多いと考えられる。
 また、たとえば訪問介護が支給限度基準額の50%程度の場合、訪問介護以外のサービスが支給限度基準額の19%までなら届出不要となる(全体が支給限度基準額の70%未満のため)。逆に、訪問介護が50%のままでも、その他のサービスが34%以上なら、訪問介護の割合が60%未満となるため、届出不要となる。このため、訪問介護以外のサービスを意図的に減らしたり、逆に必要性の低いサービスを増やしたりして届出対象から逃れようとする動きが懸念される。
 これらの危険性は、制度の不備によりゼロにはできないが、本件告示で定める割合を高くする(たとえば、居宅介護サービス費等が支給限度基準額に占める割合も、訪問介護がサービス費の総額に占める割合も、90%にする)ことにより、軽減すべきである。

 

2 原案の割合どおりに実施する場合

 

 どうしても原案どおりに実施する場合には、以下の事項について留意する必要がある。
・居宅介護サービス費や訪問介護の割合を計算するに際して、支給限度基準額の対象外となる加算等を含めるか含めないか。たとえば特別地域加算等は除外して計算すべきである。
・直近の報酬改定から集合住宅減算についての支給限度基準額の取扱いが変更になっているが、この件の取扱いをどうするかについても通知やQ&A等で示す必要がある。
・支給限度基準額の超過により、訪問介護等が全額自己負担となった部分についての取扱いについても、示す必要がある。
・割合の計算は、計画ベースで行うか実績ベースで行うかも示す必要がある。
・災害や新型コロナウイルス感染症のからみで、他のサービスから訪問介護に一時的に変更となったようなケースについて、届出の対象から除外するなどの配慮が必要ではないか。
・40歳から64歳までの生活保護受給者で被保険者ではない者が、介護扶助により訪問介護を利用している場合には、今回の届出対象とはならないということでよいか。

 

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パブコメの告示案の内容等については、こちらの記事にしています。

https://jukeizukoubou.hatenablog.com/entry/2021/07/31/160211

 

なお、「パブコメなんて国のアリバイ作りに過ぎないのだから、意見投稿するような無駄な時間を作らないようにしてほしい」というようなことを書いている人がいますが、その件については、気が向いたら記事にします。たぶん、文字の色塗りの意味も含めて。

届出対象の基準が70%×60%でよいか

8月18日期限のパブリックコメント、市町村から求められた場合に届出を義務付けるためのケアプランの基準案
https://jukeizukoubou.hatenablog.com/entry/2021/07/31/160211

 

詳細は上のリンク先の記事をご覧いただくとして、
・居宅介護サービス費等区分支給限度基準額に占める割合が<70%>
訪問介護に係る居宅介護サービス費がサービス費の総額に占める割合が<60%>
の< >内が適当かどうかというパブコメです。

 

実際に、どれぐらいの範囲が対象になるのでしょうか。

支給限度基準額に対する居宅介護サービス費の割合を横軸に、

同じく訪問介護費の割合を縦軸にすると、下図のようになります。

 

f:id:jukeizukoubou:20210810213519g:plain

黄色の範囲が届出対象です。

居宅介護サービス費が支給限度基準額の70%以上、

かつ、その居宅介護サービス費の60%以上が訪問介護

の場合に対象となるので、0.6×0.7=0.42、つまり訪問介護費が限度額の42%以上で対象となる可能性があります。

 

ちょっと見方を変えて、上の図の緑のライン、訪問介護費が支給限度基準額の50%である場合を見てみます。

青い線から右側(上の図では右下側)は、居宅介護サービス費に占める訪問介護費の割合が60%未満なので、届出対象とはなりません。

また、赤い線から左側は、居宅介護サービス費が支給限度基準額の70%を下回るので、やはり届出対象とはなりません。

 

f:id:jukeizukoubou:20210810213752g:plain

つまり、限度額の半分を訪問介護に充てた場合でも、訪問介護以外のサービスの利用額によって、届出対象となるかならないか変わってきます。

たとえば、訪問介護50%、その他サービス20~33%余の場合は届出対象ですが、

訪問介護50%、その他サービス19%の場合は届出不要です。

また、訪問介護50%、その他サービス34%以上の場合も届出不要です。

一般的にありそうな比較的バランスが取れたケアプランは届出対象で、やや極端な(ほとんど訪問介護などの)サービスは届出不要となる可能性があります。さらに、届出不要にするために、訪問介護以外のサービスを加えると届出対象から逃れられる場合が出てきます。

 

ちなみに、訪問介護が支給限度基準額の42%や50%というのは、それほど無理のある高頻度のサービスではありません。

 

f:id:jukeizukoubou:20210810215933g:plain

 

仮に要介護3の人が身体介護(30分以上1時間未満)を1日1回利用すると、加算がなかったとしても、支給限度基準額の43.9%になります。つまり、届出対象となる可能性があります。要介護4でも特定事業所加算(II)を算定している事業所なら、支給限度基準額の42.2%になります。

要介護2でも、特定事業所加算(II)を算定している事業所なら、月20回(3日に2回程度)の利用で、支給限度基準額の44.2%になります。要介護1でも、特定事業所加算(I)を算定している事業所なら、月15回(2日に1回程度)の利用で42.5%となり、いずれも届出対象ラインを超えます。

なお、これらの例には、早朝や夜間の加算が含まれていませんし、通院等乗降介助なども考慮していません。実際には、「事業所の利益のために必要性が低い訪問介護を盛ろう」などと考えなくても、この届出対象ラインを超えるケースは少なくないと思われます。

 

まあ、ひとことで言えば、「ない方がよい制度」ですね。

 

五輪雑感(閉会後)

東京オリンピックが終わったので、これまで同様、あまりまとまりませんが雑感を。

 

印象に強く残ったことは、

1)ベラルーシ選手の亡命
2)チェコのワクチン未接種のチームドクターから感染拡大
3)参加資格が得られなかったウガンダ選手の失踪

です。

 

特に、1に関連して、五輪開催の可否や観客を入れるかどうかで自由に意見を発信できる日本は(当然のことながら)ありがたいな、と思います。


ただ、ギスギスし過ぎのきらいもあります。
開催反対派を「反日」というレッテルで批判する首相経験者はどうかと思うし、閉会が近づいている段階で「開催反対」のデモを密になって行う反対派もどうかと思います。

 

選手の活躍について印象に残ったのは、

1)個人メドレー(200・400)二冠の大橋悠依選手
2)卓球混合複・単・女子団体で金銀銅の伊藤美馬選手
3)体操個人総合と種目別鉄棒で二冠+団体銀の橋本大輝選手

が三強でしょうか。


メダルの単純ランクでは橋本選手でしょうが、これまで日本選手が取れなかった競技や種目で、という要素を勘案し、個人的に、この順位にしました。

ちなみに、殊勲賞・大橋、敢闘賞・伊藤、技能賞・橋本、という感じで。

 

ここからは、順不同で。

 

競技別としては、柔道、レスリングがメダル量産。
柔道は井上康生監督の尽力が大きかったと思います。
レスリングは須﨑優衣選手が強すぎ。3連覇、4連覇の先輩を凌ぐのではないかと。

 

新競技ながら、準量産といってよさそうなのがスケートボード(ストリートとパークで金3、銀銅含め5)。
メダルより印象的だったのは、成功しても、挑戦して失敗しても、他国の選手を含めてハグをしたりたたえ合ったりしていたこと.
十代の若い人たちが主力でしたが、オリンピックの理念は、かれらがもっとも体現していたかもしれません。

 

それから、久しぶりに復活した野球について。
MVPは山田哲人選手と発表されました。

 

山田 打率.350、1本塁打、7打点、長打率.600、3盗塁
甲斐 打率.385、3打点、
栗林 防御率1.40、2勝3セーブ

 

山田選手がMVPに値する成績、とは思いますが、毎試合に投げて2勝3セーブの栗林投手は、それ以上にふさわしい、という見方もできそうです。特に、最初の米国戦のタイブレークで無失点に抑えたのはしびれました。
栗林投手でなければ、捕手としての働きとチーム内首位打者とを合わせ一本で甲斐選手でもよいように思います。

 

ソフトボールのMVPは藤田倭選手と発表されました。

 

藤田 打率.389、3本塁打、7打点、長打率.889、出塁率.421

 

って、野球でよく使われるようになったOPSでは1.310・・・え? 凄い!
それに、投手として、予選最後の米国戦を一人で投げ切り、上野・後藤両投手を温存できたのも大きい。

こちらは野球の山田選手以上に異存ないところですが、あえていえば、タイブレークなどすべて無失点で切り抜けた後藤投手も、表彰には値するように思います。

 

ほかに、悲願の金ということでは、フェンシング男子エペ団体、ボクシング・入江聖奈選手、金ではないけれどゴルフ女子の稲見萌寧選手の銀、自転車女子オムニアムの梶原悠未選手、まさかの女子バスケットの銀、など多数。

 

あとは、五輪由来の感染拡大がなければよいのですが・・・閉会式などでマスクなしの外国選手やハグの応酬などをよく見かけたので、心配です。
特に、医療体制が弱い国々に帰国する選手たちが、ウイルスを持ち帰ったりしていないことを祈るばかりです。