貴乃花理事の解任報道のひとつ

“診断書出せない”説明にうなずいた…八角理事長は声荒らげ否定
(1/4(木) 20:06配信 日テレNEWS24

横綱日馬富士の傷害事件を巡る貴乃花親方の対応について、日本相撲協会は、臨時の評議員会を開き、「理事解任」の処分を決めた。史上初となる処分、貴乃花親方はどう受け止めたのだろうか?

◆“史上初”の理事解任

年明けまでずれ込んだ日本相撲協会の混乱。評議員から“物言い”はつくのか。4日午前11時から始まった評議員会で、貴乃花親方の処分について非公開で約1時間、議論が行われた。そして、午後0時半、評議員会が会見した。
池坊保子議長「貴乃花理事の解任が決定しましたので、お知らせいたします」
出された結論は、史上初となる理事解任だった。

(略)

貴乃花親方の「文書」、内容は

その貴乃花親方に出された処分は理事解任。
池坊保子議長「(貴乃花親方の対応は)明らかに礼を失していたのではないかと思います。八角理事長が何度携帯電話に電話しても、全く応答なく折り返しの電話もないのは、著しく礼を欠いていたのではないか」
理事解任について報告を受けた貴乃花親方は、電話で「わかりました」と伝えたという。
全会一致で決まったという評議員会の結論。協会関係者によると、評議員会では以前の理事会でも配られた貴乃花親方の主張が書かれた文書が配られ、一部分が読み上げられた。そこには、「理事および巡業部長として、きちんと対応している」という趣旨のことが書かれていたという。
また、文書には「執行部の4人が執拗(しつよう)に『内々で済む話だろう』と被害届の取り下げを要請してきた」などとも書かれていたという。

八角理事長が声を荒らげ「文書」の一部内容を否定

書類を全員が読んだ後、池坊議長が評議員に意見を求めると─
評議員A「貴乃花親方の文書に書いてある、12月巡業での診断書に関する部分は事実ですか?」
評議員の一人が聞いたのは、貴ノ岩の冬巡業の休場について。貴乃花親方の文書には、場所中に、執行部に対し「報道陣に囲まれ病院にも行けず、診断書が出せない」という趣旨の説明をし、八角理事長はうなずき、尾車親方らは「わかった」と答えたと書かれていたという。
このことについて問われた八角理事長は、声を荒らげ否定したという。
八角理事長「そんなこと言うわけないだろ!それだったら救急車を呼べばいいじゃないか!」
ほかの評議員は─
評議員B「協会一丸でやらないといけない。協会に協力しないのはいけない」
一方、出席者の一人が、危機管理委員会が作った文書に対し疑問を呈したという。
出席者「(貴ノ岩への)鳥取地検の聴取後は、貴乃花親方は自身と貴ノ岩への協会の聞き取りに応じている。貴乃花親方なりに筋の通ったことをしている。これらが(危機管理委員会の文書に)抜けているのはおかしい」
しかし、この意見は議論されず、このまま多数決に。池坊議長が「みなさん、本件について賛成の方は挙手を」と述べると、欠席した人と議決権のない池坊議長をのぞく4人全員が手を挙げたという。
(以下略)
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20180104-00000072-nnn-soci



この一連の騒動に首つっこむ気持ちはそれほどないのですが、貴乃花親方の提出文書の中に
「執行部の4人が執拗(しつよう)に『内々で済む話だろう』と被害届の取り下げを要請してきた」
などと書かれていた、という報道があったことは、記録に残しておこうと思います。

それに対して執行部側から反論があったというような報道がなかったということも。