ことしも、あとわずかになりました。
ひところ、鬱、というか、ものごとを悲観的に捉えることが多かったのですが、
別の作品で本屋大賞を受賞しています。
王(皇)族、武人、呪術師、平民やそれにも属さない民など、さまざまな人物が登場します。
肉親、特に子を失った人など、悲しみを抱えた人間もいます。
バルサ自身、辛い過去を背負って生きています。
普段の綾瀬さんというより、「八重の桜」の、特に前半の八重のイメージが近いかも。
このシリーズはまだ読了していませんが、文化人類学者が各国の習俗を描き分け、また各地域の料理も魅力的で、素材は間違いなくおもしろいと思うので、ドラマでどのように描写されるのか、楽しみでもあり不安でもあります。
現実世界では、ことしも台風豪雨災害やテロなど、ろくでもないことが起こりました。
来年は、少しでもよい方向、ましな方向に向かいますように。