飛ぶサル

申年になりました。

漢字の猿とか、英語のmonkeyとかは、必ずしも日本語の猿とは範囲が一致しない場合があるようなので、
「サル」と仮名書きしますが、サルというのは、なぜか空飛ぶイメージがあるようです。

西遊記孫悟空はキン斗雲に乗って飛び回りますし、
インド神話では、ハヌマーンという空飛ぶ猿(で風神の子)が活躍します。
オズの魔法使いには、羽の生えたサルたちが登場します。

生物としての本物のサルではありませんが、テレビシリーズの「水戸黄門」には飛び猿が、
時代劇、時代小説などでは、真田家の忍者として猿飛佐助が登場します。
さすがの猿飛」などというマンガ、アニメもありました。

人類が直立して地上生活を始めた頃、頭上の木々の間を素早く飛び回るサルたちのイメージが強く残ったのでしょうか。

願わくは、みなさんにとって飛翔の年になりますように。
私自身は、のんびり寝正月でもいいなあと思っていますが・・・・・・


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