橘家圓蔵(月の家円鏡)さん

橘家圓蔵さん死去 81歳 黒縁眼鏡となぞかけで人気

スポニチアネックス 10月16日(金)12時38分配信)
 一般社団法人落語協会相談役の橘家圓蔵(たちばなや・えんぞう、本名・大山武雄=おおやま・たけお)さんが7日午前3時30分、心室細動のため死去した。81歳。東京都出身。葬儀・告別式は近親者で執り行った。

 52年に七代目橘家円蔵に入門、橘家竹蔵を名乗る。65年に真打ちに昇進、三代目(※注)月の家円鏡(えんきょう)となった。60年代から80年代にかけて「ヨイショの圓鏡」と呼ばれ人気に。トレードマークの黒縁眼鏡、得意のなぞかけと軽妙な語り口で落語家としてだけでなく、テレビCM、映画、ラジオのDJなども務め、「うちのセツコが…」のギャグが大当たりとなった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151016-00000091-spnannex-ent

※注:五代目 月の家円鏡(圓鏡)とする情報もあります。


記事はまだ続きますが、「月の家円鏡」さん時代に、「お笑い頭の体操」のレギュラーとして活躍されていたことに触れている報道がなかなか見つかりません。
「頭の体操」はクイズダービーの前の番組で、今から思えば、ちょっと大喜利的な要素があった番組でした。
最後に「ビッツラプレゼント」という賞品みたいなものが優秀回答者だったかに贈られるのですが、その品物にかけてなんと解く、という謎かけを円鏡さんが答えるのがお約束でした。


「最近では高齢のため、口調にきれがなくなり、3年前から高座の出演は控えていた」(スポニチアネックス)とのことですが、子ども心にも、「頭の体操」の頃の、頭の回転の速さ、司会の大橋巨泉氏などとのやりとりのおもしろさは今でも印象に残っています。

ご冥福をお祈りするとともに、ありがとうございました、とお礼を申し上げます。