アメフト選手会見に思う

私が、世の中でいちばん醜悪と思っている、というか嫌いなものとして、

自分自身が安全なところにいる人物が、他の人間に危険なことを強制する

という行為があります。

たとえば、自爆テロの指示。

本日の会見のケースは、もちろんそれとは比較はできないぐらい軽微、ということになるのでしょうが、
でも、同じ系統のにおいを感じてしまいました。

会見全体において、監督が違反プレーを指示したという発言はありませんでしたが、コーチから「1プレー目で(相手の)QBをつぶせ」という言葉があったということは事実です。ただ、これは本学フットボール部においてゲーム前によく使う言葉で『最初のプレーから思い切って当たれ』という意味です。誤解を招いたとすれば、言葉足らずであったと心苦しく思います。
スポニチアネックス 5/22(火) 20:26配信)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180522-00000150-spnannex-spo

この大学側のコメントも、十分醜悪なように思えます。

この会見を行った選手への論評は、現時点では控えようと思いますが、
少なくとも財務省首相官邸の関係者よりは勇気があるなあ、と思いました。