紙おむつと国際標準

漏れにくい…大人用おむつ、国際標準に認定へ

(読売新聞 2014年05月12日 20時13分)

 日本式の大人用おむつが、国際標準として認められる見通しになった。

 現在、国際標準になっている欧州式は丸ごと交換するが、日本式は、紙おむつの中に吸水材の「尿取りパッド」を貼りつけて使う。国際標準化機構(ISO)から「安上がりで漏れにくく、省資源」と評価された。ユニ・チャーム花王などの国内メーカーは、世界市場での展開に追い風になると期待している。

 ISOは、大人用おむつの評価指針を定めている。各国の病院や介護施設などは、この指針に沿って製品を選ぶことが多い。尿漏れなどでおむつが汚れると丸ごと交換する欧州式は、広く普及しているが、パッドを使う日本式は、ISOの評価指針では明記されていない。欧米では、軽い尿漏れの対策として、普通の下着の中にパッドを入れることが多く、紙おむつと重ねて使うケースが少ないためだ。
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20140512-OYT1T50117.html?from=ytop_top


掲載元がケチで(爆)登録しないとこれ以上は記事が読めないのですが、
紙媒体の方では、1日あたりの費用が日本式の方が安くつくという計算も出ていたように記憶しています。

経済産業省サイトにも、関係資料が掲載されています。
http://www.meti.go.jp/press/2013/03/20140327002/20140327002.html


過去、介護関係の輸出産業について記事立てしたことがありました。

「リハビリとゲームと輸出と」
http://blogs.yahoo.co.jp/jukeizukoubou/32610608.html

「10万円介護ロボット」
http://blogs.yahoo.co.jp/jukeizukoubou/32045368.html

紙おむつも、特にその使い方という文化的な側面を含めて、入っていくことになりそうです。
もちろん、上のふたつ同様、そんなに楽な道筋ではないでしょうが。