前記事の具体例です。
(この記事から読まれる方は、前記事に記載した注意事項を確認してください。)
一般の給与所得者は「確定申告書A」(簡単な方)で用が足りることが多いのですが、
雑損控除の繰越の場合には、「確定申告書B」、「確定申告書(損失用)」を使います。
給与所得の例で書いていますが、雑所得(年金など)でも同様です。
「確定申告書B」第一表の所得額を、
「確定申告書(損失用)」第四表の「1 損失額又は所得金額」の「A 経常所得」マル57に転記します。
(省略していますが、「確定申告書B」第二表などは、必要に応じて通常どおり記載します。)
第四表の続き。「2 損益の通算」に、マル57の額が並びます。
(続きます。)