カーリングのグランドスラムの今季最終戦、プレーヤーズ・チャンピオンシップが行われています。
女子の部には、ロコ・ソラーレも参加しました。
2プールに分かれた予選リーグ(ラウンドロビン)の結果、ロコ・ソラーレは1勝4敗で敗退しました。
カナダ4、スイス、スウェーデン、韓国が各2、イタリア、日本が各1ですが、来季の日本はどうでしょう?
(他に辞退がない限り)ランキング上位12チームだけが参加できるので、先のサンシティーカップ(スウェーデン)の準優勝で何とか滑り込んだ形のロコ・ソラーレ。
上位者ばかりの相手で、正直、1勝できればよいほうかな、と思っていたら、実際にそうなりました。
(でも、この顔ぶれで1-4というのは、世界選手権の3-9より難しいはず。)
ただ、その1勝の相手がカナダのチーム・ジョーンズ(以下、選手名のみで敬称なしの場合は、チームを指すと考えてください)。
超ベテランのジェニファー・ジョーンズ選手(49)は、今季限りでの引退を表明しています。
この表の「ジョーンズ」とあるのは、スキップが彼女だというだけで、他のメンバーは入れ替わっていますが、それでも世界選手権の初代表から数えても20シーズンにわたって活躍し続けてきたのは凄いこと。
これ以外に、グランドスラムの優勝もかなりあるはずです。
ちなみに、右端の日本代表ですが、基本的には世界カーリング連盟(WCF)の資料でスキップとされている選手名によります。
林、小野寺、目黒はチーム青森、土屋はチーム長野、小笠原と吉村は北海道銀行(フォルティウス)、中嶋と2013年の藤澤は中部電力、それ以外の藤澤はロコ・ソラーレ、小穴は富士急、空欄は日本女子が出場権を獲得できなかった年です。
こうして見ると、カナダは表彰台圏内が多いですし、悪くても五輪ポイントの心配のなさそうな順位を確保しています。どのチームが出ても。
「選抜制」はもちろん、ガチで優勝チームが代表、というルールで決定しても、全く問題ないといえましょう。
メダルが取れようが取れなかろうが、やはりカーリング大国です。
一方、日本は・・・
まあ、日本カーリング協会(JCA)あたりが考えてはいるでしょう。
素人的に突っ込むとしたら、中部電力は中嶋選手がスキップで、北澤選手がフォース(+バイススキップ)専念という方が、少なくとも対外成績はいいんじゃない?
スイープのないフォーススキップの今は、着込んで寒そうにしている印象があるし。