世界選手権と雑談5

2023年世界カーリング選手権(男子)は、日本(SC軽井沢クラブ)がスコットランドに負け、チェコに勝って、通算5勝3敗となりました。

        1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 計
スコットランド 1 1 1 1 0 5 X X X X  9
日本      0 0 0 0 2 0 X X X X  2

    1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 計
チェコ 0 0 0 1 0 2 0 0 X X  3
日本  3 0 0 0 1 0 2 3 X X  9


6位までがプレーオフに進めるというルールの中、イタリアと6位タイということにはなりますが・・・実は、日本を含めて上位7チームは、8位以下のチームに星を落としていないんですよね。1敗もしていません。

 

そして、日本以外の上位チームは、この上位7チームの中でも(程度の差こそあれ)勝ち星を挙げています。

このままのペースで、日本が上位チームに1勝もできなかったとしたら、最終ドイツ戦に勝ったとしても、6位以上にはなれない可能性が高いです。

これからのノルウェー、スイス、イタリアという3連戦(特にイタリア戦)で、1勝でもできるか。
プレーオフ進出に向けての正念場が続きます。

 


さて、今日は「異次元」の話ではなく、本当に雑談。

 

消える「星野君の二塁打」 服従求める内容に批判 小学校道徳教科書
朝日新聞デジタル 3/28(火) 18:00配信

 少年野球で星野君が監督の送りバントのサインに背き、二塁打を打ってメンバーから外される――。そんな道徳の定番教材「星野君の二塁打」が、2024年春から使われる小学校の教科書から消えた。「子ども自らが考えることが重視される時代、監督の指示への服従を求める古さが浮かび上がった結果だ」と識者はみる。野球のルールを知らない子どもが多いことも影響したようだ。
(以下略)
https://news.yahoo.co.jp/articles/a397e224b5bfd3d60678b6aeead40fd9830a91c0

 

憶えています、この話。
ただ、掲載年次や教科書によって、(全文ではなく)掲載されている範囲が違うという情報も。

「打てるような気がしたんです」ということでバントしなかった星野君の勝負勘や意欲を大事にする監督もいるかもしれないし、難しいところ。

私がこれを読んだ頃は、「運動中に水を飲むのはよくない」という、今にして思えば、誤った考え方が一般的だった時代で、いろいろ時代によって変化はあるのだろうと思います(星野君の監督が間違っていると言いたいのではありません)。

「星野君の二塁打」については、さまざまな意見があると思いますが、たとえばこちら。

「みんなの教育技術」https://kyoiku.sho.jp/67044/

中でも、「東京ディズニーランドの陰膳の話」を読んで、泣けました。