某2誌の広告

先日、7月26日の読売新聞朝刊には、『WiLL』と『月刊Hanada』の広告が掲載されていました。
どちらも安倍元首相の追悼大特集ということで、安倍氏の生前の功績を讃える見出しなどが多数並んでいました。

 

それはそれでいいのですが・・・

 

統一教会に関する言葉は見当たりませんね?

なんか、おかしくありませんか?

もちろん、容疑者を肯定するつもりはありませんが、
「左派メディア、リベラル教授も加担 安倍元総理を殺害した"悪意の銃弾"」(WiLL)
「銃撃の原因となった『反アベ無罪』」(月刊Hanada)
などの見出しは、警察などが公表している容疑者の動機とかけ離れていますよね?

 

こういう虚偽記事(記事自体を書いているのは「外部の評論家」であったとしても、こういう広告を載せているからには出版側の責任)を載せる動機としては、実際に安倍氏または安倍派の政治家か、それぞれの出版社が旧統一教会関係者と何らかの関係を有していて、それを隠そうとするため、というのが一般的だと思うのですが・・・

 

これまで、両誌は、何かあると「反日」として中韓(最近ではロシア)を批判し、それらと関係が深いとして野党政治家なども攻撃してきました。
その是非は別にしても、これまでの両誌の姿勢からすると、「日本はサタンの国」とか「日本人は植民地時代の罪を韓国人にあがない続けなければならない」などという統一教会を援護する理由はないと思えるのですが・・・おかしいですねえ、右翼屋さん。

 

念のため。安倍氏の業績を全て否定しようなどとは私は考えていません。
よかったところは評価し、悪かったところは批判する。
民主主義国の国民のひとりとして、ごく常識的な立場です。