また4週間ぶりに、各国の新型コロナウイルス感染症の状況について。
前回は10月8日を基準にして、そこから11月26日までの死亡者の変動状況(人口100万人あたり)でしたが、
https://jukeizukoubou.hatenablog.com/entry/2020/11/27/230059
今回は11月5日を基準にして、12月24日までの変動状況です。
前回は表形式でしたが、久しぶりにグラフにしました。
ただし、煩雑になるので人口2000万人以上の国が対象です。
ポーランドとイタリアがトップを争い、以下もフランス、英国と欧州諸国が続きます。
実は、ポーランドより上位に、人口2000万人未満の欧州諸国(スロベニア、ブルガリア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、リヒテンシュタイン、ハンガリー、クロアチア、北マケドニア、チェコ、ベルギー、スイスの順)が位置します。
(イタリア以下には欧州以外の小国も入ってきていますが省略します。)
最近は英国での変異ウイルスが話題になっていますが、時間的にはおそらくそれ以前からヨーロッパが深刻な事態になっていたと考えられます。
その中で米国が急増し、スペインを抜きました。
スペインに次ぐ諸国です。縦軸目盛を変えているので、同じような傾斜でも上のグラフの諸国よりは増加はゆるやか、ということにはなります。
この「中位国」では、中東トップを走っているイランを、ウクライナ、メキシコ、アルゼンチン、それに急増するドイツが抜いていきました。
その次は、コロンビア、ロシア、ブラジル、カナダと続き、これまた変異ウイルスの報道があった南アフリカのあと、トルコ、モロッコ、ペルー、イラク、ネパールとなります。
(つづく)