ユーミンの曲は好きですか?(前)

ユーミン批判の白井聡氏が謝罪ツイート「自身の発言の不適切さに思い至りました」
デイリースポーツ 9/3(木) 9:39配信

 京都精華大講師で政治学者の白井聡氏が3日、自身の公式ツイッターに新規投稿。辞任した安倍晋三首相について「同じ価値観を持っている」などとラジオ番組で発言したシンガー・ソングライター松任谷由実に対し、フェイスブックに「荒井由実のまま夭折すべきだったね」「早く死んだほうがいい」などと記して物議をかもしたことを受け、「自身の発言の不適切さに思い至りました」と謝罪した。

 白井氏は「先日の私のフェイスブック上での発言につきまして、多くのご批判をいただきました」と切り出し、「人の生命を軽んじる発言、暴力的な発言であるとのご指摘を受け、自身の発言の不適切さに思い至りました。深く反省をしております」と謝罪した。

 さらに、同氏は連続投稿。「松任谷由実氏に、心からお詫びを申し上げます。また、不快な思いをされた多くの皆さまにもお詫びいたします。 白井聡」とつづった。

 安倍首相が辞任表明した8月28日深夜、松任谷はニッポン放送松任谷由実のオールナイトニッポンGOLD」で「見ていて泣いちゃった。切なくて。安倍夫妻とは仲良し。同じ価値観を持っている」などと発言。白井氏は29日、フェイスブックに「荒井由実のまま夭折(ようせつ)すべきだったね。本当に、醜態をさらすより、早く死んだほうがいい」と書き込んだ。

 これに対し、元大阪府知事橋下徹氏らがツイッターなどで批判し、物議をかもした。「武器としての『資本論』」など著書多数で、安倍政権の問題点を検証してきた白井氏。1日に当該投稿を削除した上で、「私は、ユーミン、特に荒井由実時代の音楽はかなり好きです(あるいは、でした)。それだけに、要するにがっかりしたのですよ。偉大なアーティストは同時に偉大な知性であって欲しかった」と弁明した。
最終更新:9/3(木) 12:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/e37eb0f68c0df8c431c935c2276efafb2d50dbf5

 


この件については、あちこちから批判を受け、白井氏自身が(9月1日の中途半端な言い訳ではなく)3日に謝罪した、とのことなので、本ブログでしつこく責めるつもりはありません。
松任谷由実さん(以下、荒井姓時代も含めて「ユーミン」と総称します。歴史上の人物を除いてなるべく敬称を使って記事を書いていますが、彼女の場合は敬意を含めて「ユーミン」であるように思うので)側からのクレームも、当然ながら皆無のようですし(相手にされてないとも)。

 

ただ、白井氏が本当にユーミンの曲が好きだったとしたら(そうでない可能性もありますが)、この図のような心理状態だったのかな、と思ったりはしました。

 

f:id:jukeizukoubou:20200910212915g:plain

 

なお、この図については、以下の過去記事で拙いながら解説しています。
https://jukeizukoubou.blog.fc2.com/blog-date-201608.html

 

もう少しだけ蛇足を続けるとすれば、ユーミンが安倍夫妻と「同じ価値観を持っている」というのは、もちろん政治問題のことではなかったでしょう(少なくとも政治問題のことが中心ではなかったと思います)。
もっと広く、人生とか生活とか生き方とか、食事とか音楽とか、俗世間を離れた分野(という表現自体は俗っぽいかもしれませんが、それは私の文章能力の限界)に重心を置いた話のように思います。

 

さて、ここからが本題。
「白井氏の事件」の報道で、思い出してしまいました。
私自身が、松任谷由実さんになってからの曲よりも、荒井由実さん時代の曲の方が好きだ、と思っていたことを。

 

でも、昭和時代からつながる記憶。
どの曲がいつ頃のものか、どのアルバムに入っていたか、かなりあやふやになっているので、調べてみました。

 

やはり、というべきか、初期のアルバムに気に入っていた曲が入っていました。

1枚目「ひこうき雲」(1973年)の中の「雨の街を」
2枚目「MISSLIM」(1974年)の中のやさしさに包まれたなら」「瞳を閉じて」
3枚目「COBALT HOUR」(1975年)の中の「卒業写真」「雨のステイション」
4枚目「14番目の月」(1976年)の中の「中央フリーウェイ」「晩夏(ひとりの季節)」

 

ユーミン松任谷正隆氏との結婚は1976年11月で、ここまでが荒井さん時代のアルバムということになります。

 

 

長くなったので、次の記事に続きます。