その先へ行きたい(その2)

もうひとつ、別の話題。

厚労省:特養介護職員の一部医療行為容認 たん吸引など

 厚生労働省は10日、特別養護老人ホーム(特養)で介護職員による入所者へのたん吸引などの医療行為を初めて容認し、そのガイドラインを策定する方針を同省の有識者検討会に伝えた。同省は年内に各地の特養でモデル事業を実施し、安全性が確認できれば来年度の実施を目指す。
 毎日新聞 2009年6月10日

こちらについては、あちこちのブログなどで、さまざまな立場から、すでに多くの記事立てがされています。

医療行為の危険性、でも必要な人間が数多く存在すること、また「なぜ特養なのか」など。

私自身は、一時、吸引が必要な親族(高齢者以外を含めて)が複数いたこともあって、関心はありながらも、なかなか客観的にコメントしづらい面があります。

はっきりしているのは、吸引などが必要な人間の数に比べ、それを(比較的)安全に行える人間が少ないということ。
そして、本当は「したくない」のに「せざるを得ない」人間が多いこと。
家族も・・・介護職員も・・・


いや、同居家族は「いのち」をつなぐのに懸命で、「したくない」と感じる余裕すらないのかもしれない。
でも、仮に、重度障害者を抱える私の別居親族が疲れ果てて、その重度障害者を私のうちで預からざるを得なくなったとしたら・・・
私は「したくない」と思っただろう。
幸か不幸か、そういう事態は訪れなかった。永久に。
「彼」が死んでから、5度目の夏が来る。


まだ、「その先」は見えない状況です。

家族が倒れるのも、訪看ナースが疲弊するのも、介護従事者(在宅・施設問わず)が罪に問われるのも、私は見たくありません。
みんなで「その先」に行く手だてはないのでしょうか?

イメージ 1


内容が重いので・・・手抜きの一品の画像なんぞを(笑)

痛みかけてきたトマトを適当に切って、冷蔵庫の中に放置されていたチーズを適当にちぎって、電子レンジで加熱するだけ。

もう少しきちっとスライスして、ついでにオリーブオイルなんかを使って加熱すると、「なんちゃって地中海風」に見えないこともないと思います。
私はハバネロ入りオリーブオイル(爆)を振りかけただけで済ませましたが。

北の魔女様(謎)のトマトダイエットの記事に寄せられたコメントを読むと、トマトが苦手な人は意外に多いようですが、加熱すると、特有の青くささは相当緩和されます。