○小島参考人
「実際の要介護認定、要支援2と要介護2というのは、介護に要する負担時間数が全く同一でございまして」
「実際の要介護認定、要支援2と要介護2というのは、介護に要する負担時間数が全く同一でございまして」
これは、
「要支援2と要介護1というのは、介護に要する負担時間数が全く同一・・・」
の間違いではないでしょうか。
発言者の間違いか、記録者の間違いか、わかりませんが。
そして、要支援2と要介護1が、介護に要する標準的な時間数のレベルが同じぐらい、という意味だったとしたら、それは全くそのとおりです。
だから、要支援2と要介護1とで利用できるサービスに大きな差がある状態は、本当はおかしい、ということになります。
○土居委員
「重度化を予防するためには、軽度者への支援をしっかりやるべきだということは、一理あるとは思いますが、本当に何が重度化予防になるのかというエビデンスが、やはり不十分だと思います。」
「重度化を予防するためには、軽度者への支援をしっかりやるべきだということは、一理あるとは思いますが、本当に何が重度化予防になるのかというエビデンスが、やはり不十分だと思います。」
これは、一見そのとおりのように思える発言ですが、
むしろ、「軽度者支援を外しても重度者が増えない」ということについて、除外を提案している側が証明すべきです。
これまでの制度に基づいて、ケアマネジメントにより必要とされるサービスが計画に位置付けられているわけですから、
それが不必要であるということ、それを外しても重度者が増えないということについてエビデンスがなければ、除外すべきではありません。
「何が重度か予防になるのかというエビデンス」がなければ軽度者のサービスを外すべき、
というような理屈にはならないと思います。