<訃報>米倉斉加年さん80歳=俳優で演出家、絵本作家
(毎日新聞 8月27日(水)11時6分配信)
奥行きのある演技で舞台を中心に映画やテレビでも活躍した俳優で演出家、絵本作家の米倉斉加年(よねくら・まさかね)さんが26日、腹部大動脈瘤(りゅう)破裂のため、福岡市内の病院で亡くなった。80歳。葬儀は近親者で営む。喪主は妻テルミさん。後日、お別れの会を開く予定。
福岡市出身。1957年、劇団民芸水品演劇研究所に入所。66年、舞台「ゴドーを待ちながら」で第1回紀伊国屋演劇賞を受賞するなど、劇団の看板俳優として活動。74年からは演出も手掛けるようになった。舞台「放浪記」では、森光子さん演じる林芙美子の友人白坂五郎役を長く演じた。他の舞台に「私のかわいそうなマラート」「桜の園」など。2000年に退団後、劇団海流座を主宰した。
映画「男はつらいよ」シリーズや「真田風雲録」「パッチギ!」、NHK大河ドラマ「勝海舟」「花神」や同ドラマ「坂の上の雲」などでもバイプレーヤーとして存在感のある演技を見せつけた。
絵本作家、イラストレーターとしても才能を発揮し、76、77年にはボローニャ国際児童図書展でグラフィック大賞を受賞。83年に出版した絵本「おとなになれなかった弟たちに…」は中学校の国語教科書に採用された。毎日新聞紙面でも94~96年にかけて、津本陽さんの連載小説「真田忍�餌(にんきょう)記」で挿絵を担当した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140827-00000018-mai-soci奥行きのある演技で舞台を中心に映画やテレビでも活躍した俳優で演出家、絵本作家の米倉斉加年(よねくら・まさかね)さんが26日、腹部大動脈瘤(りゅう)破裂のため、福岡市内の病院で亡くなった。80歳。葬儀は近親者で営む。喪主は妻テルミさん。後日、お別れの会を開く予定。
福岡市出身。1957年、劇団民芸水品演劇研究所に入所。66年、舞台「ゴドーを待ちながら」で第1回紀伊国屋演劇賞を受賞するなど、劇団の看板俳優として活動。74年からは演出も手掛けるようになった。舞台「放浪記」では、森光子さん演じる林芙美子の友人白坂五郎役を長く演じた。他の舞台に「私のかわいそうなマラート」「桜の園」など。2000年に退団後、劇団海流座を主宰した。
映画「男はつらいよ」シリーズや「真田風雲録」「パッチギ!」、NHK大河ドラマ「勝海舟」「花神」や同ドラマ「坂の上の雲」などでもバイプレーヤーとして存在感のある演技を見せつけた。
絵本作家、イラストレーターとしても才能を発揮し、76、77年にはボローニャ国際児童図書展でグラフィック大賞を受賞。83年に出版した絵本「おとなになれなかった弟たちに…」は中学校の国語教科書に採用された。毎日新聞紙面でも94~96年にかけて、津本陽さんの連載小説「真田忍�餌(にんきょう)記」で挿絵を担当した。
ご冥福をお祈りいたします。