にらみ鯛の後始末

「にらみ鯛」というのは、一般的には正月のお節料理などの横で飾られている鯛の塩焼きのことです。
 
早くから食べたっていいはずなのに、しばらくは「にらんでいるだけ」で、誰も手をつけない習慣になっています。
(すくなくとも、我が家では・・・)
 
それでも、徐々にむしられていって、三が日が過ぎる頃には、頭と骨と若干の身が残るだけになりました。
 
頭と骨は、昆布を敷いた鍋に入れ、火にかけます。
けっこう塩が施されているので、水だけでも味は出るでしょう。
途中、昆布を引き揚げ、細かく切った大根を加え、骨を取り去りながらアクをすくい、
冷やご飯をほぐしながら入れて、鯛雑炊もどき。
 
イメージ 1
 
黄色いのは、(もらいものの)柚子の皮。
器に盛った後、刻み海苔を散らして食べました。
ぬくもるし、大根が意外な味を出していましたが、取りきれなかった鯛の骨が邪魔(苦笑)
 
 
別の日、鯛の身の(若干の)残りを電子レンジで加熱。
粉末のトマトスープとともにお湯を入れ、やはりレンジ加熱した餅を投入。
 
イメージ 2
 
浮いているのは鯛の身。
沈んでいるのはエビ入りの餅。関西ですが、こういうのは角餅です。
 
これは、グルタミン酸(トマト)とイノシン酸(鯛)の相乗効果か、思ったより深い味わいでした。
上の雑炊も、昆布のグルタミン酸との相乗効果でしょうかね。
写真は相変わらずマズイのですが・・・(爆)
 
 
いろいろ思うことはあるのですが・・・
 
(たとえば、死を選んだ高校生に対して体罰を行った顧問教師をかばう声もネット上の一部ではあるようですが、報道が事実なら、そもそも嘘つきの教師<以前の調査では体罰はないと答えているし、今回でもなぐった回数を少なく回答している>のわけで、仮に体罰肯定論に立つなら<私は違いますが>、以前の調査時に堂々と体罰を肯定する発言をすべきだったと思います。そうすれば、今回の悲劇はなかった。体罰の是非以前に、嘘つきで卑怯な人間だった。)
 
もうひとつ、そういうことメインに記事立てする気になれなくて。
 
ああ、なに書いてるんだか。