2024日本選手権おまけ1

今回は、日本カーリング選手権で、目についた場面。
まあ、自分ではカーリングやったことがない人間が書いているので、間違いはご容赦を。

 

2次予選リーグ ロコ・ソラーレvs北海道銀行

        1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 計
LOCOSOLARE 0 2 1 0 0 1 1 0 0 1   6
北海道銀行   2 0 0 1 0 0 0 2 0 0   5

 

 

2-2の同点で迎えた第3エンド、先攻のロコ・ソラーレ(赤)の最終投の場面(図の左側)。
藤澤五月選手は、12時方向の上側の赤を押し、その下側の赤をハウス中心付近に持ってきました。
それまでNo.1だった黄(北海道銀行)は、わずかに押し下げられてNO.2に(図の右側)。

ここで最終投の北海道銀行・田畑百葉選手は、スキップの仁平選手と相談のうえ、まともには投げず、1点スチールを甘受しました。
どう投げても覆す可能性は低い、当たり所によってはNO.2(黄)を動かして失点をさらに増やす危険がある、と考えたのでしょうか。
もっとも、この場面でその判断ができたのも、成長なのかもしれません。

 

2次予選リーグ SC軽井沢クラブvsロコ・ソラーレ

         1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 計
SC軽井沢クラブ 0 2 0 2 1 0 3 1 0 1  10
LOCOSOLARE   2 0 2 0 0 3 0 0 1 0  8

 

 

ロコ・ソラーレが前エンドに3点を取り、7-5と逆転して迎えた第7エンド。
先攻のロコ・ソラーレ(黄)の最終投で、藤澤五月選手はハウス中心近くにドロー。
No.1にはなりましたが、もう少しだけ伸ばして、黄(ガード)、赤、赤と続くラインの陰に入れたかったところ(解説音声等から推測)。

SC軽井沢クラブ(赤)の最終投で、上野美優選手は、黄のNo.1と7時方向の黄とをダブルテイクアウト
ハウス中心付近に残ったシューター(投げた石)だけでなく、11時方向、10時方向の赤も含めて、一挙3点を獲得。8-7と再逆転しました。
さらに、次の第8エンドで1点スチールに成功(図は略)。
心理的には、こちらの方が大きかったかも。

 

(つづく)