カーリング2022-23シーズン

厳密には、今季(2022-2023)のカーリングシーズンが終わりというわけでもないのでしょうが、ロコ・ソラーレが出場するグランドスラム・オブ・カーリングの最終戦チャンピオンズカップ)も終わったことですし、主要大会の結果を書き出してみます。

 

<ミックスダブルス>
・日本選手権 優勝:松村千秋・谷田康真組、準優勝:小穴桃里・青木豪組
世界選手権 優勝:米国(コリー・ティース/コーリー・ドロップキン)、準優勝:日本(松村千秋・谷田康真組)

 

<男子>
・日本選手権 優勝:SC軽井沢クラブ、準優勝:北見協会(KiT CURLING CLUB)
・パンコンチネンタル選手権 優勝:カナダ(グシュー)、準優勝:韓国(チョン・ビョンジン) *日本(SC軽井沢クラブ)は4位
・世界選手権 スコットランド(ムート)、準優勝:カナダ(グシュー) *日本(SC軽井沢クラブ)は7位

 

<女子>
・日本選手権 優勝:ロコ・ソラーレ、準優勝:SC軽井沢クラブ
パンコンチネンタル選手権 優勝:日本(ロコ・ソラーレ、準優勝:韓国
・世界選手権 優勝:スイス(ティリンツォーニ)、準優勝:ノルウェー(ルヴィック) *日本(ロコ・ソラーレ)は5位タイ

 

これ以外にジュニア(21歳未満)やシニア(50歳以上)の大会もありますが、年齢制限のないカテゴリーでは、何といっても世界ミックスダブルス選手権の準優勝が光ります。

 

<おまけ・女子グランドスラムロコ・ソラーレの戦績>
・マスターズ(2022.12.6~11)予選落ち(1-3)*優勝:エイナーソン、準優勝:ホーマン
・ツアーチャレンジ(2022.10.18~23)タイブレーク敗退(エイナーソンに負け) *優勝:ホーマン、準優勝:エイナーソン
・ナショナル(2022.10.4~9)ベスト4(エイナーソンに負け) *優勝:エイナーソン、準優勝:ティリンツォーニ
カナディアン・オープン(2023.1.10~15)優勝(全勝) *準優勝:エイナーソン
・プレーヤーズ・チャンピオンシップ(2023.4.11~16)ベスト8(エイナーソンに負け) *優勝:ヴラノー、準優勝:ティリンツォーニ
チャンピオンズカップ(2023.5.2~7)ベスト4(エイナーソンに負け) *優勝:ホーマン、準優勝:エイナーソン

 

アジアのチームとしてのグランドスラム初優勝は記録にも記憶にも残るでしょうが、チーム・エイナーソン(カナダ)にはよく当たり、しばしば負けました。
今シーズンで14回対戦し、6勝8敗とどこかで見たような記憶があります。
勝ったのは、パンコンチネンタル選手権準決勝、世界選手権予選、カナディアンオープン(2勝)、チャンピオンズカップ予選、あと一つはどこだっただろう。


ともかく、それだけチーム・エイナーソンと対戦しているということは、それだけ勝ち上がっているということでもあります。

 

【参考】2021-22シーズンのグランドスラムロコ・ソラーレ戦績
・マスターズ:予選落ち
・ツアーチャレンジ:開催なし
・ナショナル:予選落ち
・カナディアン・オープン:開催なし
・プレーヤーズ・チャンピオンシップ:ベスト8(エイナーソンに負け)
チャンピオンズカップ:不参加(5/8までの日程で、5/21からの日本選手権のためと思われる)

 

戦績も今季の方が上ですが、昨季は(たぶんコロナ禍で)開催がなかったものもあったということで、こういう点でも今季はよかったと思います。
とはいえ、今季は感染でフォルティウスの日本選手権への道が断たれるということもありましたし、無観客試合も多数ありました。
こういうことを含めて、明るい方向に進んでいってくれれば、と思います。