第42回北海道カーリング選手権大会兼アルバータ杯カーリング大会が開催されました。
優勝チームは、日本カーリング選手権の出場切符を獲得。
準優勝チームは、ワイルドカードでの出場を目指し、他のブロックの準優勝チームと戦うことになります。
女子は、優勝候補のフォルティウスが、新型コロナの複数感染者のため無念の出場辞退。
(その前の道央地区の大会は途中で打ち切りに。)
ラウンドロビン(予選リーグ)では、北海道銀行(リラーズ)とLS北見(ロコ・ソラーレではなく姉妹チームのロコ・ステラ)が初戦で激突。LS北見が優位に進めましたが、逆転で北海道銀行が勝利。この後、そのまま調子に乗った北海道銀行が7戦全勝で1位通過。
一方、敗れたLS北見は、次戦で札幌協会(STRHAL=シュトラール)にも敗れ、結局、ぎりぎり4位でプレーオフに進みました。
2位は、その札幌協会。3位の十勝JCC(Jewelry Ice)と同じ5勝2敗でしたが、直接対決を制していたので上位に。
その十勝JCCは若いチームで、LS北見に土をつけるなど「台風の目」的な活躍を見せました。
プレーオフからは、LS北見が徐々に調子を上げてきたようで、十勝JCC、札幌協会を連破し、北海道銀行が待つ決勝に進出。
決勝は終盤まで接戦になりましたが、最後は北海道銀行が勝ち切りました。
これで、北海道銀行は日本選手権に出場決定。
LS北見は、ワイルドカード争いに出場切符を賭けます。
なお、日本選手権前回優勝のロコ・ソラーレ(及び、準優勝の中部電力=中部ブロック)は、出場権獲得済です。
それにしても、北海道のチームが日本選手権に出場するのは大変です。
強豪チームが多数(本来は、これにフォルティウスも加わります)あるのに、ブロックの切符は1枚、2位までに入らないとワイルドカードのトーナメントにも参加できません。
以前のように2枠にするか、いっそ2ブロック(道央+道南と、それ以外の地区というような)に分けた方がよさそうに、道外の素人からは思えますが。