日本女子カーリング略史12

<ついにメダル>

2016.2 日本選手権
 優勝:LS北見(北海道)藤澤五月吉田知那美鈴木夕湖吉田夕梨花本橋麻里
 2位:チーム富士急(山梨県) 3位:北海道銀行(北海道)

2016.3 世界選手権 優勝:スイス 2位:日本 3位:ロシア
 日本(10-4 予選リーグ9-2で2位)LS北見 藤澤五月吉田知那美鈴木夕湖吉田夕梨花本橋麻里

2015.11 日本ジュニア選手権
 優勝:軽井沢ジュニア(長野県)土屋文乃、鈴木結海、上野美優、金井亜翠香、上野結生
 2位:チーム軽井沢(長野県) 3位:あおもりユース(青森県

2016.3 世界ジュニア選手権 優勝:カナダ 2位:米国 3位:韓国
 日本10位(0-9)土屋文乃、鈴木結海、上野結生、金井亜翠香、山本冴

 

 LS北見に藤澤五月が加入し、日本選手権優勝。2位はチーム富士急(旧・チームフジヤマ)、3位は北海道銀行フォルティウス)。
 LS北見は世界選手権に出場し、準優勝。日本代表として初めて表彰台に上がった。なお、ミュアヘッド率いるスコットランドは5位だった。
 日本ジュニア選手権は、軽井沢ジュニアが優勝(世界ジュニア選手権にも出場)。中嶋星奈、鈴木みのりらのチーム軽井沢が2位、あおもりユースが3位だった。


2017.1 日本選手権
 優勝:中部電力カーリング部(長野県)松村千秋、清水絵美、北澤育恵、石郷岡葉純、中嶋星奈
 2位:LS北見(北海道) 3位:チーム富士急(山梨県

世界選手権 優勝:カナダ 2位:ロシア 3位:スコットランド 日本は出場なし

2016.11 日本ジュニア選手権
 優勝:あおもりユース(青森県)田中美咲、田中優惟、工藤楓、川村菜穂子、鈴木彩希子
 2位:Karuizawa Jr.(長野県) 3位:名寄協会(北海道)

2017.2 世界ジュニアカーリング選手権 優勝:スウェーデン 2位:スコットランド 3位:カナダ
 日本8位(4-6 予選リーグ4-5)田中美咲、田中優惟、工藤楓、川村菜穂子、鈴木彩希子

 

 日本選手権は中部電力が優勝。LS北見が2位、富士急が3位。北海道銀行フォルティウス)は予選リーグ3位だったが、最終的には4位に終わった。
 日本ジュニア選手権は、あおもりユースが優勝(世界ジュニア選手権にも出場)。Karuizawa Jr.が2位、名寄協会が3位だった。


2017.9 平昌五輪日本代表決定戦 LS北見(2016日本選手権優勝)3-1中部電力(2017日本選手権優勝)

2018.1 日本選手権
 優勝:チーム富士急(山梨県)小穴桃里、小谷優奈、石垣真央、小谷有理沙、西室淳子
 2位:北海道銀行(北海道) 3位:中部電力カーリング部(長野県)

2018.2 平昌五輪 優勝:スウェーデン 2位:韓国 3位:日本
 日本(LS北見)予選リーグ5-4(10チーム中4位) 銅メダル
 対米国〇、韓国〇、デンマーク〇、中国×、OAR〇、カナダ×、スウェーデン〇、英国×、スイス× 準決勝(韓国)×、3位決定戦(英国)〇

2018.3 世界選手権 優勝:カナダ 2位:スウェーデン 3位:ロシア
 日本10位(5-7)小穴桃里、小谷優奈、石垣真央、小谷有理沙、小野寺佳歩

2017.11 日本ジュニア選手権
 優勝:名寄ジュニアクラブ(北海道)松澤弥子、佐々木穂香、酒井桃花、三浦由唯菜、松永愛唯
 2位:Karuizawa Jr.(長野県) 3位:青森県協会(青森県

2018.3 世界ジュニア選手権 日本出場なし

 

 平昌五輪日本代表決定戦がLS北見と中部電力とで行われ、3勝1敗でLS北見が代表となった。なお、世界選手権で獲得したポイント(2016年2位で12P)により、日本の五輪出場権は確保されている。
 日本選手権はチーム富士急が優勝、北海道銀行フォルティウス)が2位、中部電力が3位。なお、五輪出場直前のLS北見は出場していない。
 平昌五輪はLS北見が予選リーグ5勝4敗、4位で準決勝に進出し、韓国に敗れたものの3位決定戦でミュアヘッドの英国に勝ち、初めてメダルを獲得した。
 世界選手権はチーム富士急(リザーブとして小野寺佳歩が帯同)が出場し、10位。
 日本ジュニア選手権は、優勝が名寄ジュニアクラブ、2位がKaruizawa Jr.、3位が青森県協会。

 

(敬称略・つづく)