ビールの苦み、認知症予防に効果?

ビールの苦味、認知症予防…蓄積たんぱく質除去

(読売新聞 11/28(月) 7:43配信)
 ビールやノンアルコール飲料に含まれるホップ由来の苦み成分に、アルツハイマー病の予防効果があることを、飲料大手のキリンと東京大、学習院大の共同研究チームが明らかにした。

 厚生労働省によると、認知症の人は国内に約462万人(2012年)おり、このうち約7割をアルツハイマー型が占めると推計される。加齢に伴い、脳内にたんぱく質の「アミロイドβ」が蓄積することが原因とされる。

 キリンや東京大の中山裕之教授らの実験で、ホップ由来の苦み成分である「イソα酸」に、脳内の免疫細胞である「ミクログリア」を活性化させ、アミロイドβを除去する作用がみられた。イソα酸を含むえさを食べたマウスは、そうでないマウスに比べ、アミロイドβが約5割減少し、認知機能も向上したという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161127-00050148-yom-sci


上のリンクではここまでですが、実際の紙面の記事では、
「実験で使用したえさに含まれるイソα酸は、ヒトを想定した場合、缶ビール1本分に含まれる量にあたる。」
とあります。

以前の「ビールで筋肉老化防止」の記事では、「ビールを毎日数十~数万リットル飲み続ける必要」ということでしたが、
http://blogs.yahoo.co.jp/jukeizukoubou/31302937.html

今回のレベルなら、まだ現実的です。
記事の続きによると、「イソα酸」は苦みの強いクラフトビールに多いそうですが、ノンアルコールビールにも含まれているとのことですし。

ただ、アルコールの摂りすぎ(飲み過ぎ)は、やはりよくないとも書いてありました。