同意なしの措置のフロー図

本人同意が得られない場合の入所措置などについて考えてきたのですが、
 
本人などの同意がない場合の措置
http://blogs.yahoo.co.jp/jukeizukoubou/31979376.html

同意のない措置の話を続けてみる
http://blogs.yahoo.co.jp/jukeizukoubou/31992472.html

さらに措置について考える
http://blogs.yahoo.co.jp/jukeizukoubou/31995377.html

 
これらの記事(とコメント)で言いたかった(が、私の力不足で説明しきれなかった)ことを表した資料が見つかりました。
 
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「市町村・都道府県における高齢者虐待への対応と養護者支援について」
全国高齢者虐待防止・養護者支援担当者会議(平成18年4月24日)資料より
http://www.mhlw.go.jp/topics/kaigo/boushi/060424/
 
緊急性が高く、本人の同意がなく、本人の判断能力がなく、代理人成年後見人等)もいない、という状況です。
(赤囲み、赤色文字関係)
 
なお、青囲み、青色アンダーライン、青色文字関係が重要なのは、もちろんです。
 
渋々でも、なんとか施設にいてもらって・・・というような状態を含めて、同意のカテゴリーに含めれば、
赤色側に踏み込まなければならないことは稀だろうとは思いますが、
「制度上、絶対に不可」という読み方をするのと、
「理念上はあり、だけど、そうしなくてもよいように全力を尽くす」というのとでは、
虐待対応に携わるスタッフ等の士気にも差があるのではないでしょうか。
 
まあ、今のところ、言いたいのはそれぐらいなんですが、しつこく記事立てしてしまってすみません(笑)