障害者自立支援法で定められた居宅介護などの自立支援給付について、東京都新宿区が昨年10月以降、65歳以上の障害者から新規申請があっても認めないよう内規で定めていたことが分かった。厚生労働省は実態に応じて同給付と介護給付の両方適用するよう求めており、区は「不適切だった」と認め、2日、措置を撤回した。【小泉大士】
http://mainichi.jp/life/health/fukushi/news/20100203ddm041100059000c.html自宅介護で、奥さんの礼子さん(69)が夜中2~3時間おきに吸引しなければならなくなりました。
既に介護給付を受けておられたのですが、今年の1月に自立支援給付の申請について区に相談し・・・
区は昨年10月、「対象者が増えると事務作業などの面で処理しきれなくなる」と自立支援給付の運用ルールを改定していた。
ということで、奥さんは断られてしまったのですね。
「とにかく新規は受け付けないととりつくしまがなかった。職員は『障害者が増え、税金で賄いきれない』と言った。まるで障害になるのが悪いようだった」
で、職員から報告を受けた新宿区長が、即座に改めるよう指示し、この2日に篠沢さん側に謝罪されたとのこと。
一定の条件を満たせば、介護保険の対象者でも障害福祉サービスの利用は可能です。
概要は次のページへ。(根拠通知へは、そこからリンクが張ってあります。)
http://www.jupiter.sannet.ne.jp/to403/hs7.html
概要は次のページへ。(根拠通知へは、そこからリンクが張ってあります。)
http://www.jupiter.sannet.ne.jp/to403/hs7.html
あ、毎日の記事からは、これも引用しておきましょう。
でも、区が改めたことは、当然のこととはいえ、よかったと思います。
また、このことがニュースになり、
また、このことがニュースになり、
介護保険対象者でも障害福祉サービスが利用できる可能性がある
ということが報道されたのは、似たような対応の自治体に対して悩んでいる人がいるとすれば、朗報になるかもしれません。最後の引用です。
区から2日、謝罪申し出を受け、礼子さんは「ほっとしています」と笑顔に。篠沢名誉教授は「家内が僕の介護で疲れ果てているのが、一番心配していることです。介護士に助けていただければ幸いです。妻に遠慮し(トイレなど)ガマンしていたのです」と紙に感想を書いた。
もう、声に出して話すのが困難になっておられるのでしょうか。
(・・・って思ったら、気管切開だから、声は出ませんよねえ。早とちりでした。)
(・・・って思ったら、気管切開だから、声は出ませんよねえ。早とちりでした。)
ともかく、私も、ほっとしました。
ご夫妻が、少しでも幸せな気持ちで生活を送られることを願っています。