北海道カーリングツアーの最終戦、アドヴィックスカップ第1日。
https://sites.google.com/view/advc2023
このアドヴィックスカップは、野心的というか、トリプルノックアウト方式以外にも、ちょっと個性的なルールがあります。
110分のランニングタイム制というやつで、スタートから時間が経過すると、新しいエンドには入らず、そのエンド終了で試合は終わりです。
(ただし、同点の場合はエクストラエンドがあるようです。)
五輪や世界選手権、日本選手権のような公式大会のシンキングタイム制(投げられるようになってから実際に投げるまでの考慮時間的なタイムだけを、各チームごとに管理)とは異なり、両チーム合わせての試合時間で、たいていの場合は8エンドまで行かないようです。
なるべく長くなり過ぎず、限られた運営スタッフで開催、ということで採用されたのかもしれませんが、開催要項には「最大8エンド」ぐらいの記載で、私のような素人には、実況で説明があるまでわかりませんでした。
たとえば、女子のAイベント1回戦の、北海道銀行vsロコ・ステラ戦では、7エンド中に時間が来て、これが最終エンドとなることが(エンド途中で)確定。
2点ビハインドの後攻・北海道銀行の最終投で、物理的に2点取れないことが確定してコンシードとなりました。
1 2 3 4 5 6 7 8 計
北海道銀行 0 1 0 2 0 1 X X 4
ロコ・ステラ 1 0 4 0 1 0 X X 6
アーカイブを流し見した感じでは、全体として好ゲームだったように思いますが、この終わり方はちょっと残念な気もします。
なお、この試合では、北海道銀行は、これまでスキップだった田畑百葉選手がフォース・バイススキップ、山本冴選手がセカンド・スキップとなっています。