カーリングの五輪代表候補選考方法2

前記事の続きです。

 

判明している(または予想される)関係スケジュール

 

A)2023.10.29~11.4 PCCC(パンコンチネンタル選手権・カナダ)
 女子:ロコ・ソラーレ、男子:SC軽井沢クラブが出場。各5位までに入った国が世界選手権出場権獲得。
B)2024.1.27~2.4 日本選手権(男女・札幌)
C)2024 冬 日本ミックスダブルス選手権
D)2024春頃 世界選手権(これまでは、だいたい女子、男子、ミックスの順)
 B、Cの優勝チームが出場。

 

E)2024秋 PCCC
 Bの優勝チームが出場。
F)2025冬 日本選手権(男女)
G)2025冬 日本選手権(ミックス)
H)2025春頃 世界選手権(女、男、ミックス)
 F、Gの優勝チームが出場。

 

各シーズンのポイントは、女子および男子の各世界選手権で、
優勝15、2位13、3位11、4位10、5位9、6位8、7位7、8位6、9位5、10位4、11位3、12位2、13位1。

 

ミックスダブルスの世界選手権では、
優勝27、2位23、3位20、4位18、5位16、6位15、7位14、8位13、9位12、10位11、11位10、12位9、13位8、14位7、15位6、16位5、17位4、18位3、19位2、20位1。

 

ポイント合計の上位8位まで(開催国が8位までに入らなかった場合は7位まで)は五輪出場権を獲得し、最終予選に回る必要がなくなります。

 

さて、今秋のPCCCですが、女子については、たとえば藤澤五月選手がボディメイクコンテストの後遺症?で本調子に戻らなかったとしても(そんなことはないとは思いますが、可能性の問題として)、5位以内という世界選手権切符は獲得できるでしょう。
男子については、やはり5位以内ぐらいには入ってほしいところですが、そしてSC軽井沢クラブが実力を発揮すれば可能だろうとは思いますが、女子ほど確実とまではいいにくいかな、と思っています。

 

来シーズン(2024-25)もそうですが、どのチームがPCCCに出場するにしても、最低限、世界選手権出場権は確保して、五輪ポイントをいくらかでも積み重ねていくようお願いしたいところです。

 

なお、前記事の「男子および女子」のところで、

 

5)チームの同一性の条件については、別途競技委員会の定めるところによる。

 

とありました。

これは、5人なり4人なりのチームの中で、何人かが入れ替わった場合の同一性をどう扱うか、ということでしょう。

仮に、2024年に日本選手権で優勝したチームにメンバー変更があった場合、2025年以降も同一チームとして扱うか。

「別途競技委員会の定めるところ」を公表してもらわないとわかりませんが、たとえば世界ランキングでの取扱いだったか取扱いの案だったかでは、4名中3名が残っている場合は同一チーム、という条件を見たように思います。