プレーオフは盛沢山

<女子>

女子プレーオフは、2試合とも大変な展開になりました。
まず、それでも常識的な範囲の方(笑)
中部電力は1点スチールで始まり、第3エンドで(両チームを通じて)唯一の複数得点、と優位に進めましたが、第6エンドから連続スチールを繰り返したロコ・ソラーレが逆転勝ち。

             1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 計
予選1位 ロコ・ソラーレ 0 1 0 1 0 1 1 1 1 1  7
予選2位 中部電力    1 0 2 0 1 0 0 0 0 0  4

              1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 計
予選4位 SC軽井沢クラブ   0 0 0 1 0 0 3 5 2 0  11

予選3位 フィロシーク青森 2 0 2 0 3 1 0 0 0 1  9

より劇的だったのがSC軽井沢クラブ
第6エンドを終えて1-8の劣勢でしたが、第7エンドに3点獲得。
第8エンドに5点スチールして逆転し、第9エンドにも2点スチールで大逆転勝利を挙げました。

フィロシーク青森は、ひょっとしたらコンシード勝ち間近か、という状況から星を落とし、4位確定。
いろいろな要因があったと思いますが、時間の経過とともに氷の状態がかなり変わってきたという可能性があります。
第8エンドのフィロシーク青森(黄)の最終投はウェイト(速度)があり過ぎ、ハウス内の赤い円をかすめて通り過ぎました。最善の位置に止まれば、SC軽井沢クラブ(赤)のNo.1ストーンと同じぐらいの強さで、1失点にとどめるか、1点獲得できるか、というところでした。

SC軽井沢クラブは、そのあたりの氷の変化をチーム内で情報共有できていたのではないでしょうか。スイーパーも含めて。
でも、最大の勝因は、7点ビハインドでもあきらめなかった、ことだと思います。

 

女子準決勝は、一転、接戦になりましたが、結局はSC軽井沢クラブが勝ち、ロコ・ソラーレの待つ決勝に進出しました。

        1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 計
中部電力    1 0 0 2 0 2 0 0 1 0  6
SC軽井沢クラブ 0 2 1 0 2 0 1 0 0 1  7

 

 

<男子>
男子プレーオフは、2試合とも接戦になりました。
SC軽井沢クラブは第9、第10エンドで点を重ねて追いつき、EE(エクストラエンド=延長)で不利な先攻で2点獲得して決勝進出を決めました。

             1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 EE 計
予選1位  北見協会      1 0 3 0 0 3 0 2 0 0  0  9
予選2位 SC軽井沢クラブ 0 2 0 2 0 0 2 0 2 1  2  11

            1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 計
予選3位 コンサドーレ 2 0 1 1 0 1 0 1 0 2  8
予選4位 TM Karuizawa 0 1 0 0 2 0 1 0 2 0  6

準決勝は北見協会がコンサドーレを圧倒し、明日の決勝でSC軽井沢クラブと再戦します。

       1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 計
コンサドーレ 0 0 0 1 0 0 0 0 X X  1
北見協会   1 1 0 0 2 1 1 1 X X  7