2024世界選手権(女子)3

世界カーリング選手権(女子)はセッション8まで終了。
日本代表(SC軽井沢クラブ)は、韓国、スイスに連敗。


   1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 計
日本 0 0 0 2 0 0 2 0 0  X 4
韓国 * 0 4 1 0 1 1 0 1 1  X 9

第2エンドに4点取られ、韓国ペースに。
要所要所でスチールされ、日本は2回しか得点できませんでした。


    1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 計
スイス 0 2 2 0 0 3 0 3 X X  10
日本 *  1 0 0 1 0 0 1 0 X X   3

第3エンドの2点スチールからはスイスが主導権を握り、その後は日本にはほぼ勝機がありませんでした。

 

 

首位は5-0のスイス。次いで、4-0のカナダとイタリア。
4-1のデンマークは日本に競り勝って勢いが出てきたか。
韓国が3-1ですが、勝っているのは(日本を含めて)下位からばかりで、これからが正念場。
勝ち越しはここまでの5チーム。

 

日本は、韓国、スイスへの連敗は(残念ながら)予想の範囲内ですが、次のエストニアには勝っておきたいところです。

2024世界選手権(女子)2

世界カーリング選手権(女子)はセッション5まで終了。
予選(ラウンドロビン)がセッション20までだから、1/4が済んだことになります。

 

    1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 計
日本 *  0 0 2 0 0 0 1 1 0  0 4
トルコ 1 0 0 0 0 3 0 0 0  2 6

       1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 計
デンマーク *  1 0 0 1 1 2 0 0 1  0 6
日本     0 0 2 0 0 0 1 1 0  1 5

 

日本代表(SC軽井沢クラブ)は、トルコ、デンマークに連敗。

トルコ戦は、第1エンドにいきなりスチールされ、第3エンドに2点取ったものの、第6エンドに3点取られるなど、波に乗れません。
細かく稼いで追いつきましたが、5-5で迎えた第10エンドが不利とされる先攻で、勝ち切れませんでした。

デンマーク戦は、その直後、あまりインターバルが取れなかったかもしれないタイミングでの試合。
序盤はまずますながら、第5エンド1点、第6エンド2点とスチールされ、4-6の後攻で迎えた第10エンドで1点しか取れず(難しい場面ではありましたが)、通算1勝2敗となりました。

 

 

ランク的には連勝しておきたいチームに連敗(とはいいながら、昨季のロコ・ソラーレも、この意外性の強い2チームには星を落としていますが)。
あとは日本が勝つ確率の方が高そうなチームはエストニアぐらいでしょうか。
(他は全て日本が負けそう、という意味ではなく、「やってみないとわからない」展開を読みにくいカードもあります。)

 

次の2試合(日本時間の19日2時、7時)は、韓国、スイスと厳しい相手が続きます。
が、たとえ下位に沈んでプレーオフに出られなかったとしても、今回の順位によって得られるオリンピックポイントが(1順位につき1ポイント)変わってくるので、あきらめずに良いプレーをしていってほしいと思います。

2024世界選手権(女子)1

世界カーリング選手権(女子)が始まりました。

 

         1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 計
ニュージーランド 0 1 1 0 1 0 1 0 2  0  6
日本     * 1 0 0 1 0 2 0 3 0  1  8

日本代表のSC軽井沢クラブニュージーランドと対戦。
初戦でアイスの状態をつかみにくかったのか、スチールを許すなど前半で2-3のビハインド。
第6エンドで2点、第8エンドで3点を挙げてなんとか勝ち切りました。

 


なお、世界車いすミックスダブルスカーリング選手権大会で
日本代表(小川亜希・中島洋治組)が4位に入りました。

グループC(7チーム)を5-1タイながら3位で通過。
グループBを6-0で首位通過した米国を接戦で破り、準決勝(中国)、3位決定戦(イタリア)で敗れましたが、4位になったため、2026年パラリンピック出場のためのポイントが稼げたのではないかと思います。

 

R6報酬改定パブコメ結果

「令和6年度障害福祉サービス等報酬改定に伴う関係告示の一部改正等」に対して寄せられたご意見について
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCM1040&id=495230380&Mode=1

 

令和6年度介護報酬改定に伴う関係告示の一部改正等に関して寄せられたご意見について
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCM1040&id=495230287&Mode=1

中学生「美人局」事件

美人局というと、あわやというところで「俺の女に何するつもりや」とかいう強面の男が出てくるというイメージなんで(古い?)、ちょっと違うかもしれませんが・・・

 

 

「友だちとの間で彼女を交換して遊んでいた」 大学生転落死、主犯14歳少年の素顔と予想される「軽い処分」
デイリー新潮 3/13(水) 12:11配信

 大阪で中学生三人が美人局(つつもたせ)によって大学生の男を死に至らしめた。事件を主導したとされるのは、刑事的責任を問われることがない、当時14歳未満の触法少年。罪を犯したこの現在14歳には最近、悪いうわさが広まっていたが、かなり軽い処分で終わる可能性が高いのだという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/34ab5e3915b964c84da94dcbcb82c43335fc05f2

 

この記事の後の方には、

**********
“主犯”の少年はこの先、どうなるのか。元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士に聞くと、

「現在、彼は児相に一時保護されている状況だと思われます。今後の措置は児相が判断するわけですが、いずれにせよ刑事罰の対象にはなりません。ただ、児相の判断で家裁に送られ、そこで特に必要と認められた場合、少年院送致もあり得ます。そこで特に必要と認められなければ、自宅で児童福祉司の指導を受けるなどの措置となるか、重くても児童養護施設に入所して終わりとなります」

 逮捕されたほうの二人についても、

「強盗致死罪の法定刑は成人であれば無期懲役か死刑となっており、重い罪ですが、今回の二人がこれで起訴される可能性は低い。直接は暴力を振るっていないようで、被害者を転落死させるまで追い込んだとは立証しがたいからです。であれば容疑は脅迫や恐喝の未遂罪となり、余罪の程度にもよるが、成人と同様の裁判を受けさせる“逆送”はないかもしれません」(同)

 少年院送致までいかずに、保護観察処分で終わる結果もあり得るという。
(引用ここまで)
**********

 

とあります。

若狭氏の経歴についての詳細は知りませんが、少なくとも児童相談所勤務経験はないだろうと思うので、私見を少々。

 

児相時代に、本件ほど派手なケースではなくても触法少年などの事案を担当したことはありますが、本件のような場合に児童福祉司指導などの在宅指導は、第一感としては考えられません。
もちろん、児童福祉司ケースワーカー)の一存で決まるものではなく、児童本人と面接や検査等を行う心理職、さらに嘱託医(精神科医)など複数の職種で集めた情報を基に、所内の会議にかけるものですが。

 

本件については、まず家裁送致から考えるのではないでしょうか。
事案の重さということもありますが、「主犯」の13歳少年からの情報だけでなく、逮捕された14歳の少女、15歳の少年の供述等を含めて分析しないと、事件の解明が難しいからでもあります。

14歳と15歳の2人が家裁取扱いになるかどうかはわかりませんが、仮に地裁で審理されるにしても、13歳の少年を家裁で担当していれば、相互の情報共有等は(児相がらみよりは)容易でしょう。

 

事実関係はどうか。

少年たちを裁くにしても、あるいは更生を図るにしても、事実はなるべく正確に押さえておく必要があります。

 

なお、こういう事案(13歳以下が「主犯」のケース)について、現行法が対応できているか、法に欠点があるのではないか、などという議論を否定するものではありません。

もうすぐ世界選手権(女子)2

ちなみに、チームランキング順に並べると、こんな感じ。

 

 

まあ、ランクはそれほどあてにはなりませんが、あえて分ければ

 

S級:カナダ、スイス、韓国
A級:スウェーデン、イタリア、ノルウェー
B級:米国、スコットランド
C級:デンマーク
D級:トルコ、エストニア
E級:ニュージーランド

 

日本(チーム・ウエノ)は・・・

 

わかりません(笑)
でも、日本選手権では10位台~20位台のチームに競り勝って優勝していますし、現ランク(30位)よりは上だろうと思います。
A級に準じ、かつどこかのチームを食えれば、プレーオフのライン(6位以上)には入れるかもしれません。
市川さんのように4位までに入れるというイメージは沸きにくいのですが、この予想が外れれば結構なことです。

 

下位に位置するチームでも、デンマークは爆発力がありますし、トルコは(他国に負けても)ロコ・ソラーレをカモにしているような不思議なチームです。
エストニアは、本来ならカルドヴィー選手(ターマン選手の実姉)がスキップのところ、彼女がおめでたか故障か知りませんがターマン選手がスキップ(セカンド)に入るなど、ECCと編成が変わっています。弱体化しているというのが普通の読みですが、妙な化学反応が起きるかもしれません。

 

日本は西室淳子選手以外は(大人の)世界選手権は初めてですし、世界選手権は五輪よりも日程がキツイので(前記事で「前試合から連続」と書いている試合は特に間隔が短い)、失礼ながらベテラン・西室選手の体力回復力に(多少?)不安があります。

 

正直、楽な戦いではないと思いますが、SC軽井沢クラブも(それこそ不調気味とはいえ)ロコ・ソラーレ(ランキング12位)などを倒して代表になっていますから、市川さんの予想のように活躍することを願っています。

もうすぐ世界選手権(女子)1

世界カーリング選手権のうち女子の大会が始まります。
カナダのシドニー(オーストラリアではありません)で、3月16日(日本時間では3月17日)からで、日本からはSC軽井沢クラブが出場します。

 

以下、試合開始の現地時間、対戦国、(日本時間)、
 チーム(スキップ)名、<今大会の出場権を得た大会の順位>
注:日本とカナダ・シドニーとの時差は12時間
 PCCC=パンコンチネンタルカーリング選手権、 ECC=ヨーロッパカーリング選手権

 

3/16 14:00:ニュージーランド(3/17 2:00)
 スミス<PCCC5位>
3/17 14:00:トルコ(3/18 2:00)
 ユルディズ<ECC8位>
3/17 19:00:デンマーク(3/18 7:00)前試合から連続
 デュポン<ECC7位>
3/18 14:00:韓国(3/19 2:00)
 キム・ウンジ<PCCC1位>
3/18 19:00:スイス(3/19 7:00)前試合から連続
 ティリンツォーニ<ECC1位>
3/19 14:00:エストニア(3/20 2:00)
 ターマン<ECC6位 ただし、このときのスキップはカルドヴィー>
3/20 9:00:カナダ(3/20 21:00)
 ホーマン<PCCC4位 ただし、このときはチーム・エイナーソン>
3/20 14:00:ノルウェー(3/21 2:00)前試合から連続
 ルヴィック(またはローヴィク?)<ECC3位>
3/21 9:00:米国(3/21 21:00)
 ピーターソン<PCCC3位>
3/21 19:00:スウェーデン(3/22 7:00)
 ハッセルボリ<ECC4位 ただし、このときはチーム・ヴラノー>
3/22 9:00:スコットランド(3/22 21:00)
 モリソン<ECC5位>
3/22 19:00:イタリア(3/23 7:00)
 コンスタンティーニ<ECC2位>

 

日本に試合はNHK-BSで放送予定です(が、見やすい時間帯とはいえない)。

 

NHKの「市川美余さんに聞く カーリング女子世界選手権展望」によると
https://www.nhk.jp/p/ts/1ZM3WJG6JX/blog/bl/pZrB0ewxVZ/bp/pa2P3jde7q/

勝ち上がるチーム:カナダ、韓国、スイス(+日本←たぶん期待込めて?)
イタリア、ノルウェー:今すごく勢いがある
アメリカとスウェーデン戦は落としたくない
エストニアデンマーク:絶対に勝たなければならない

 

ということらしいのですが、さて、どうでしょう?

カナダ、韓国、スイスが上位に来そうなのは同意ですが、チーム・ハッセルボリはなめてはいけないと思います。

 

(つづく)