アドヴィックスカップ4

北海道カーリングツアー第4戦
アドヴィックスカップ9月11日
https://sites.google.com/view/advc2022

 

男子
 決勝 札幌国際大学 6-3 コンサドーレ
 3位決定戦 KiTカーリングクラブ 7-3 北見工業大学

 

女子
 決勝 ロコ・ソラーレ 7-2 フォルティウス
 3位決定戦 フィロシーク青森 5-4 大学選抜

 

これまでの戦いぶりはフォルティウスの方が安定していたように思いましたが、決勝はロコ・ソラーレの強さが際立ちました。強敵相手に目が覚めてきたか。
フォルティウスも、ツアー4戦にフル出場して、優勝2回、準優勝2回はさすが。計300万?

 

北海道カーリングツアー4戦を通しての感想としては、動画配信が予想以上によかったです。
解説者付きのメインの配信は見やすい画面でしたし、民放中継のようにCMがリードの2投を隠すこともありません。
他のゲームも何らかの形で見ることはできました。3試合を1配信で、というのは、なかなか野心的?な試みで、固定カメラで何を表示させるのか、というのは、見やすさと情報量との兼ね合いで、今後の課題かな、と思います。

アドヴィックスカップ3

北海道カーリングツアー第4戦
アドヴィックスカップ9月10日
https://sites.google.com/view/advc2022

 

女子


プールC
大学選抜 8-2 クラウンクラウン
フォルティウス 5-3 SC軽井沢クラブ

1位:フォルティウス(3勝)
2位:大学選抜(2勝1敗)
3位:SC軽井沢クラブ(1勝2敗)
4位:クラウンクラウン(3敗)

 

プールD
フィロシーク青森 8-4 ロコ・ステラ
ロコ・ソラーレ 8-3 STRAHL

1位:ロコ・ソラーレ(3勝)
2位:フィロシーク青森(2勝1敗)
3位:STRAHL(1勝2敗)
4位:ロコ・ステラ(3敗)

※終わってみれば、強い方、または現在好調のチームが勝ったという印象です。

 

準決勝
フォルティウス 7-1 フィロシーク青森
ロコ・ソラーレ 7-3 学生選抜

 

男子


プールA
晩成カーリングクラブ 9-5 アイスライン
KiTカーリングクラブ 9-3 Hot Shot!

1位:札幌国際大学(4勝)
2位:KiTカーリングクラブ(3勝1敗)
3位:晩成カーリングクラブ(2勝2敗)
4位:Hot Shot!(1勝3敗)
5位:アイスライン(4敗)

 

プールB
コンサドーレ 9-4 LOHAS

1位:コンサドーレ(3勝)
2位:北見工業大学(2勝1敗)
3位:checkmate(1勝2敗)
4位:LOHAS(3敗)

 

準決勝
札幌国際大学 5-2 北見工業大学
コンサドーレ 9-4 KiTカーリングクラブ


9月12日の予定
9:00~
 男子決勝 札幌国際大学コンサドーレ
 3位決定戦 北見工業大学-KiTカーリングクラブ

13:00~
 女子決勝 フォルティウスロコ・ソラーレ
 3位決定戦 大学選抜-フィロシーク青森

 

配信
https://www.youtube.com/channel/UCiphQP6oDV0U1hYyNFqr3cg

アドヴィックスカップ2

北海道カーリングツアー第4戦
アドヴィックスカップ9月9日
https://sites.google.com/view/advc2022

 

男子

 

プールA
Hot Shot! 7-3 アイスライン
札幌国際大学 4-2 晩成カーリングクラブ
札幌国際大学 7-4 Hot Shot!

 

プールB
北見工業大学 7-6 Checkmate
コンサドーレ 9-5 Checkmate
KiTカーリングクラブ  6-4アイスライン


女子

 

プールC
フォルティウス(2勝) 8-1 大学選抜(1勝1敗)
SC軽井沢クラブ(1勝1敗) 7-1 クラウンクラウン(2敗)

 

プールD
ロコ・ソラーレ(2勝) 7-4 フィロシーク青森(1勝1敗)
STRAHL(1勝1敗) 4-3 ロコ・ステラ(2敗)

 

フォルティウスは直前のアルゴグラフィックスカップ決勝で敗れた大学選抜に大勝で雪辱。

クラウンクラウンはリードされながらもブランクエンドで有利な後攻を維持し続けるなど食い下がりましたが、アクシデントかメンバー交代もあり、最終的にはSC軽井沢クラブが快勝。

ロコ・ソラーレは連続で複数点スチールをするかと思えば、フィロシーク青森に2点スチールを許すなど、やや安定を欠いた面も見られましたが、地力を見せて勝ち切りました。

最後のカードは1点ずつを取り合う(取らせ合う)接戦で、最終エンド後攻のロコ・ステラが有利でしたが、最終投で決めきれず、STRAHLが星を拾いました。

 

9月10日の予定
10:00~ 女子(クラウンクラウン-大学選抜、SC軽井沢クラブフォルティウス、ロコ・ステラ-フィロシーク青森、ロコ・ソラーレ-STRAHL)
14:00~ 男子
18:00~ 男女準決勝

 

配信
https://www.youtube.com/channel/UCiphQP6oDV0U1hYyNFqr3cg

アドヴィックスカップ1

北海道カーリングツアー第4戦
アドヴィックスカップ9月8日
https://sites.google.com/view/advc2022

 

男子


プールA
札幌国際大学 3-2 KiTカーリングクラブ
晩成カーリングクラブ 5-3 Hot Shot!
札幌国際大学 6-2 アイスライン
KiTカーリングクラブ 4-3 晩成カーリングクラブ

 

プールB
Checkmate 8-4 LOHAS
コンサドーレ 14-2 北見工業大学
北見工業大学 7-2 LOHAS

 

女子


プールC
大学選抜 10-5 SC軽井沢クラブ
フォルティウス 7-1 クラウンクラウン

 

プールD
フィロシーク青森 8-3 STRAHL
ロコ・ソラーレ 9-2 ロコ・ステラ

 

SC軽井沢クラブがいきなり3点取ったと思ったら、大学選抜が5点を取って逆転。終わってみれば10-5で、直前のアルゴグラフィックスカップに続いて大学選抜が好スタート。

クラウンクラウンは地元・北見市常呂町の、たぶん全員が高校生からなるチーム。フォルティウスのほとんどのメンバーの後輩にあたりますが、先輩が貫録を見せて大勝。

中堅チーム(?)同士の対戦は、フィロシーク青森がSTRAHLを破り、同一法人内対決はロコ・ソラーレがロコ・ステラに快勝。
前大会のアルゴグラフィックスカップでは超高速アイスへの対応が明暗を分けた感がありましたが、今大会のアイスは、今のところ素人目には普通の速さのように感じました。


9月9日の予定
11:00~、19:00~ 男子
15:00~ 女子(フィロシーク青森-ロコ・ソラーレ、STRAHL-ロコ・ステラ、大学選抜-フォルティウスSC軽井沢クラブ-クラウンクラウン)

 

配信
https://www.youtube.com/channel/UCiphQP6oDV0U1hYyNFqr3cg

アドヴィックスカップ

北海道カーリングツアー第4戦アドヴィックスカップが明日から始まります。
https://sites.google.com/view/advc2022

 

出場チーム

男子
プールA
 札幌国際大学、KitCURLINGCLUB、晩成カーリングクラブ、Hot Shot!、アイスライン
プールB
 Checkmate、LOHAS北見工業大学コンサドーレ

 

女子
プールC
 大学選抜、SC軽井沢クラブフォルティウス、クラウンクラウン
プールD
 フィロシーク青森、ロコ・ソラーレ、ロコ・ステラ、STRAHL

(各チームのメンバーについては、上のリンク先に掲載されています。)

 

9月8日の予定
 11:00~、19:00~ 男子
 15:00~ 女子(大学選抜-SC軽井沢クラブフォルティウス-クラウンクラウン、フィロシーク青森-STRAHL、ロコ・ステラ-ロコ・ソラーレ

 

当日の配信(北海道カーリングツアー2022)
https://www.youtube.com/channel/UCiphQP6oDV0U1hYyNFqr3cg

 

※この大会が終わると、カナダなど海外の大会に向かうチームがありますし、すでに海外で戦っているチームもあります。

前例から見る国葬の是非

内閣総理大臣在任期間(敬称略)

桂太郎 通算2,886日
 1901/6/2~1906/1/7:1,681日
 1908/7/14~1911/8/30:1,143日
 1912/12/21~1913/2/20:62日
※通算日数では安倍晋三に破られるまで歴代1位だったが国葬は行われていない。

 

吉田茂 通算2,616日
 1946/5/22~1947/5/24:368日
 1948/10/15~1954/12/10:2,248日
※佐藤内閣時代に国葬が行われている。
 実績:日本国憲法公布・施行、日本の独立回復、戦後の諸改革 等

 

佐藤栄作 通算・連続2,798日
 1964/11/9~1972/7/7:2,798日
安倍晋三に抜かれるまで、連続日数で歴代1位、通算日数でも戦後(つまり現憲法下で)1位だったが国葬は行われていない。
 (自民党、国民有志による国民葬=一部国費負担)
 実績:小笠原諸島の返還、沖縄の返還、ノーベル平和賞受賞 等

 

安倍晋三 通算3,188日
 2006/9/26~2007/9/26:366日
 2012/12/26~2020/9/16:2,822日
※通算・連続とも歴代1位

********************

 


安倍晋三氏の実績は、みなさんご存じでしょうから、ここでは書きません。
吉田茂氏や佐藤栄作氏については、かれらの首相在任中には生まれていない方、記憶していない方が多いかと思いますので(私も吉田氏については直接知っていないし、佐藤氏も政権末期ぐらいしか記憶はありませんが)、主要なもの、目立つものだけでも書いておきます。

 

吉田茂氏は首相在任期間によって国葬になったのではないことは明らかだと思います。
日本が敗戦により主権を失っていた時代、戦火による国土の荒廃や食糧難に国民が苦しんだ時代、そこから脱するためにもがきながら努力した時代に日本の舵取りをし、曲がりなりにも新憲法制定、独立回復、高度経済成長への道筋を開いたのが吉田内閣でした。

 

佐藤栄作氏は、首相在任期間の長さでいえば、国葬の理由付けを行うことはできないこともなかったと思いますが(当時では連続日数で1位、戦後としては通算日数でも1位)、実績としては吉田茂氏より一歩は下がる印象はあります。
しかしながら、米国の施政下にあった領土を取り戻すというのは、そんなに容易なことではありません(沖縄に米軍基地が多数残るなど、さまざまな批判があることは理解できるにしても、沖縄の人々が日本国民として戻ってこられたのは事実です)。
また、小笠原諸島を起点にして多くの領海、EEZが日本のものとなったことも、実はかなり大きい話です。
ちなみに、これは佐藤氏(だけ)の実績とはいえないかもしれませんが、高度経済成長期は佐藤内閣の時代に多く重なります。

 

さて、国葬については、戦後は規定がないので、前例により判断というのがこういう儀式の類の常道だろうと思います。

そういう観点では、吉田茂氏に及ぶ首相経験者は、この中には見当たりません。
では、佐藤栄作氏に、安倍晋三氏は及ぶでしょうか?
私は、及ばないと思います。

人格や能力の問題ではありません。
首相在任中の実績のことです。

 

そうすると、安倍晋三氏よりも、国葬を行わなかった佐藤栄作氏の方が上(くどいようですが、人格や能力の話ではなく、実績のことです)なので、安倍晋三氏について国葬を行うべきでない、という結論になります。

これらのことを踏まえずに安倍氏国葬を決めた自民党の方々は、佐藤氏など自分たちの大先輩に対しての敬意が足りないのではないでしょうか?

もちろん、これは国葬の対象について規定がない場合での前例に基づく判断ですから、国葬について根拠法なりのルールを定める場合には、必ずしもその限りではありません。

追い詰められて一手パス?

おととい(9月4日)、カーリングアルゴグラフィックスカップは学生選抜の優勝で幕を閉じました。

が、今日は優勝チームには関係ないカードから、個人的に印象に残った場面を。

 

準決勝のフォルティウス対ロコ・ステラです。
ハンマー(第1エンドの有利な後攻の権利)はフォルティウスが取ったのですが、先攻のロコ・ステラがスチールに成功しました。
その次、引き続き後攻で迎えた第2エンドのフォルティウス(赤)の最終投。

 

 

No.1は赤ですが、No.2はそのすぐ上の黄(ロコ・ステラ)。
この黄を動かして赤に置き換えないと、フォルティウスの複数点取得はありません。
直接狙うのは無理として画面左上の黄色か、右上(ハウス外)の赤に当ててシューター(投げた石)をぶつけるというのは、赤のNo.1も動いてしまいそうです。
(ロコ・ステラの最終投で、画面右上の黄が右方向からのコースをさらに難しくしています。)

 

この前のフォルティウスのスキップ第1投のときには長い時間相談していましたが、この第2投(=最終投)の場面では、スキップの吉村紗也香選手はあっさりデリバリー側(このハウスの反対側)に行って、ストーンを投げました。

画面でいえば、思いっきり右端寄りのコースに。

ほどなく、スイーパーの小野寺佳歩選手が足で排除したように見えました。
ほぼ同時に、こちらのストーンが配置されているハウスでは、ロコ・ステラの本橋麻里選手たちが、ストーンを片づけ始めました。

 

声はよく聞こえませんが(別のシートのロコ・ソラーレの選手たちの声はよく聞こえますが)、両チームとも、このままフォルティウスが1点取って終わるしかない場面、という認識だったのでしょう。

フォルティウスが1対1の同点に追いつく形ではありますが、ここまではロコ・ステラの思い描くような進行のゲームでした。

 

この後も1点を取り合う(取らせ合う)接戦が続き、唯一、第6エンドに2点を挙げたフォルティウスがものにしました。
見方によったら、最終的に勝ち切る自信があるから、第2エンドで(事実上、一手パスをして)1点取らされることを甘受した、ということかもしれません。
もし最終エンドで2点リードされているような局面なら、吉村選手のこと、何か勝負手を打ってきたでしょう。

 

この場面に追い詰めたロコ・ステラのスキップ・佐々木穂香選手はすごい。
また、ここで自重して勝ち切ったフォルティウスはやはり強い。

(といいながら、優勝は学生選抜がさらっていきました。あのときの上野美優選手は、本当にすごかった。)

 

ところで、最近は、なるべく配信画面からの画像を使わないようにしたり、過去の画像も自作の図に置き換えたりするよう努めています。
ですが、今回はスポンサー等に配慮して、会場のアルゴグラフィックス北見カーリングホールの美しさがわかるようにしてみました。
3面だけの小さなホールですが、この青を基調にしたシートのほかに、赤基調、紫基調とあります。
どれも美しいですが、赤と黄のストーンを使うカーリング場としては、この青が一番見やすいかな、と思いました。

もちろん、オリンピックや世界選手権などでよく見かける、中心から赤、白、青(あるいは緑)というカラフルなシートも好きですが。