前記事を書いていて、「生きていてもいいですか」という中島みゆきさんのアルバムを思い出しました。
比較的初期(1980年)のアルバムで、
という作品が収録されています。
暗い曲で入り、途中(詞または曲に)多少の明るさ・救いみたいなものが見える曲が続き、
けれども終盤の2曲で徹底的に打ちのめされる、というような、
彼女のアルバム中で最暗作品といってもいいと思います。
けれども終盤の2曲で徹底的に打ちのめされる、というような、
彼女のアルバム中で最暗作品といってもいいと思います。
「生きていてもいいですか」という詞が出てくるのは、最後から2番目の「エレーン」。
それを問うのは高齢者ではなく、不幸な境遇の女性(たぶん)エレーン。
この作品中では、その問に対する肯定的なこたえはありません。
それを問うのは高齢者ではなく、不幸な境遇の女性(たぶん)エレーン。
この作品中では、その問に対する肯定的なこたえはありません。
でも、この後のアルバムが、「臨月」「寒水魚」「予感」(最後に「ファイト!」が入っている)と続いていることも思えば、そのこたえは否定的なものではないという予感がします。
90歳はもちろん、100歳を超えても、生きていてもいい。それは間違いない。
ただ、それを実感できるような世の中にすることは、なかなか難しいことだろうとも思います。
ただ、それを実感できるような世の中にすることは、なかなか難しいことだろうとも思います。