年の瀬の陽の恵み

昨日のこと。
ホルモン焼きうどん」の材料を物色に行ったのに、時季外れのサヨリを見つけてしまいました(謎)

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「刺身用」という表示のある、そこそこの大物。

生で食べられるほど新鮮なものなら、干物にしても、さぞ美味しいに違いない・・・という発想になってしまうところが、干物食い(ただし、ほぼサヨリ限定)のサガというところ(苦笑)

さすがに長いので、胴体の真ん中付近でぶった切ります。
頭も落として、はらわたを取り去り、開いて塩を振ります。
本当は丸干しが好きなんですが、この肉厚では乾かない恐れがあるので、泣く泣く(?)開いて干します。

仕事ぶりがいい加減なので、黒っぽい部分が残っているように見えます(笑)

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外に干してしばらくすると、この年の暮れにもかかわらずハエがやってきました。
すぐに追い払い、網戸のある室内に場所を変えましたが・・・


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ニオイをかぎつけて、未練がましく網戸の外側にへばりつくハエの影・・・



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一応、干し上がったところ。
見栄えも写真もあまり出来がよくありませんが・・・
身には透明感と弾力があります。



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焼いて、美味しく頂きました。
好みはあると思いますが、私は刺身よりこちらの方が好きです。

年の瀬の、弱いながらも太陽の恵みを実感した味でした。