PCCCと雑談6

現在、日本が参加しているパンコンチネンタルカーリング選手権(PCCC)は、ディビジョンAです。
いわば、1部リーグのようなものです。

その下に、2部リーグにあたるディビジョンBがあります。
こちらは、すでに結果が出ています。

 

<PCCCディビジョンB>

男子
1.ガイアナ 2.インド 3.香港 4.カザフスタン 5.カタール 6.サウジアラビア 7.ケニア 8.ナイジェリア

女子
1.台湾 2.メキシコ 3.ケニア 4.ナイジェリア

 

アフリカ諸国やガイアナといった熱帯地方の国々まで参加しているというと、日本から見れば多少なりとも驚きのようなものを感じますが、それだけカーリングの魅力が世界に知られてきたということでしょうか。

男女とも、1位チームがディビジョンAに昇格するので、来年度は、そのガイアナとも日本男子代表チームとが戦うことになります。
今年度ディビジョンAだったチームのうち、男子のブラジル、女子のブラジルと香港は、来年度はディビジョンBで復活を目指すことになります。
(女子については、コロナ禍の特例(詳細は省略)で今回が9チームで戦いましたが、来年度は8チームという本来予定していた形に戻ります。)

それにしても、「強豪国」とされる中国は、来年度は復帰するのでしょうか?
そして、その場合のディビジョンは?

 


さて、ディビジョンAでは、準決勝以降のトーナメントが始まりました。
男子のSC軽井沢クラブは、準決勝でカナダに敗れ、3位決定戦でも米国に惜敗し、4位に終わりました。
残念ではありますが、途中までの苦戦を思えば、世界選手権切符と準決勝進出というのは、一応のノルマを果たしたといえそうです。
(ただし、今後の課題はいろいろとありそう。)

<男子>
準決勝
    1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 計
日本  0 0 2 0 0 0 0 0 X X  2
カナダ 2 3 0 0 0 0 2 1 X X  8

   1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 計
韓国 1 0 3 0 0 3 0 1 0 1  9
米国 0 1 0 3 1 0 1 0 0 0  6

3位決定戦
   1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 計
日本 0 0 2 0 4 0 1 0 0 0  7
米国 2 0 0 2 0 4 0 0 0 0  8


女子(ロコ・ソラーレ)は、ラウンドロビン(予選リーグ)最終戦で敗れたカナダに雪辱を果たし、決勝進出。
苦しい展開でしたが、2-5とリードされていた第9エンドで3点取って追いつき、最終エンドで不利な先攻で1点スチールして逆転勝ち。
カナダの強豪の中でも対戦成績で分が悪かった(らしい)チーム・エイナーソンに勝ったのも大きいところ。
明日(日本時間10時)の決勝は、予選で勝っている韓国ですが、このチームもかなり調子を上げてきているようです。

<女子>
準決勝
    1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 計
日本  0 0 0 1 0 1 0 0 3 1  6
カナダ 0 1 1 0 1 0 1 1 0 0  5

   1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 計
米国 0 0 0 2 0 2 0 0 X X  4
韓国 1 0 3 0 1 0 2 4 X X  11