ミスが起きやすいということ

オスプレイ墜落、防衛相「副操縦士ミスと理解」

 森本防衛相は17日の閣議後の記者会見で、4月にモロッコで起きた米海兵隊の新型輸送機MV22オスプレイ墜落事故について、「機体に何らかの問題があったという証拠や兆候は一切なく、副操縦士のミスという見方が強い。私もそう理解している」と述べた。

 事故原因を操縦ミスとした米国防総省の最終報告書の判断を、現時点で支持する姿勢を示したものだ。

 ただ、森本氏は「専門家の意見を聞きながら、もう一度分析し直す」と強調し、日本政府の分析評価チームの検証結果を待ちたいとした。
(2012年8月17日20時25分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120817-OYT1T01188.htm


仮に、機体自体に欠陥がなかったとしても、操縦ミスが起きやすいのなら、事故の発生率は高くなります。
机上で「完璧な設計」と思っていても、現場でミスが起きやすい機体なら、運用上は「完璧」ではありません。

こういう「論理」は、現代では、よくあるものなのかもしれません。

「制度に欠陥はない。悪いのは、ケアマネや自治体職員だ」
というような。

机上で、あるいは、審議会委員の限られた知識や経験では気がつきにくいようなことは、多数あります。
だからこそ、パブリックコメントのようなシステムは必要なのですが・・・・・・

24年度報酬改定関係のパブリックコメントの結果発表は、まだですよね?
介護保険も、障害福祉サービス関係も。

よっぽど、厚生労働省に不都合な意見が多かったのかな?