対韓国パブコメ結果1

とりあえず、記録しておきます。


輸出貿易管理令の一部を改正する政令案に関する意見公募の結果について
令和元年8月2日
経済産業省貿易管理部
https://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=595119079&Mode=2

 令和元年7月1日から令和元年7月24日にかけて、標記に係る意見募集を行ったところ、その結果は以下のとおりです。ご協力ありがとうございました。

1.実施方法
(1)募集期間:令和元年7月1日(月)~令和元年7月24日(水)
(2)告知方法:電子政府の総合窓口(e-Gov)及び経済産業省プレスリリースに掲載
(3)募集方法:電子メール

2.意見総数:40,666件
 概ね賛成 約95%超
 概ね反対 約1%
※個別の論点に関するご意見の概要及びご意見に対する考え方は2ページ以降に記載

3.本件に関するお問合せ先
 貿易管理課
 TEL:03-3501-0538

パブリックコメントに寄せられたご意見の概要及びご意見に対する考え方
※ご意見の全体像が分かるように、代表的なご意見を抽出し、整理しております。


1(I:今回の見直しに賛成)
大韓民国の貿易管理に係る規制(キャッチオール規制)が不十分であることに加え、同国との信頼関係が著しく損なわれた中で、貿易管理制度の適切な運用の確認が困難になった現状においては、輸出管理制度を適切に運用するために、大韓民国向けの輸出について、輸出管理制度を厳格に運用するための措置をとることが必要。
・国の安全保障上、必要な措置であると賛成します。
・キャッチオール規制は国際的にも重要で、国際社会への貢献と承知しています。
・今回の改正案は制裁ではなく、これまで一方的に与えていた特例を撤廃するだけですので、あくまでも我が国の国内事情です。粛々と施行していただき、関係各所は政令厳守をお願いいたします。
・レーダー照射、いわゆる徴用工問題への対応などを踏まえると、韓国をホワイト国から削除するのは当然の措置と考える。
・度重なる韓国の国際条約並びに国際法無視の無法無体な行為を諫めるにはもはや「ホワイト国除外」という厳しい態度で臨むしかない。
・政府の方針に賛成。今の韓国は、拉致問題で苦しむ日本をしり目に、日本の制度を悪用して精密機器を北朝鮮横流ししていても不思議ではない。

・今回の見直しは、安全保障を目的に輸出管理を適切に実施する観点から、その運用を見直すものです。施行後は、厳正に執行していきます。

2(I:今回の見直しのみならず、更なる規制強化が必要)
・韓国への輸出は安全保障上のリスクが高いため、ホワイト国からの削除に留まらず、輸出禁止が必要。
・他の軍事転用可能な技術移転や輸出も禁じるべき。

・今後の更なる見直しに関しては、予断を持ってお答えすることは差し控えます。

3(I:施行日を早めるべき)
・急を要するので、施行日をもっと早めるべき。
・ホワイト国からの削除は協議に応じない時点で速やかにやるべき。

・安全保障上の緊急性と、輸出事業者への周知期間を考慮して、公布の日から起算して21日を経過した日から施行することとしています。

4(I:再度、韓国を輸出貿易管理令別表第3の国にする場合について)
・ホワイト国に追加する際は確実に信頼関係が築くことができることを国民に示してからすべき。
・再度ホワイト国へ登録する際の基準が不明。再登録の条件を見える形で公表または、登録を行うことになった時点で、公表することを考慮いただきたい。

・韓国を輸出貿易管理令別表第3の国に戻すことについては、現時点では考えておりません。

(つづく)