総選挙の得票率など

ウィキペディアに掲載されていた総選挙の得票数などを元にした表です。
(おおもとは、記載のとおり、総務省などからの出典です。ただ、端数処理などで本記事の数値と異なる場合があります)
 
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ひとことで言えば、民主党が負けた、ということです。
自民党の得票率は、惨敗した(今回の民主よりマシですが)前回と比べて、それほどは増えていません。
得票率が4割台なのに7割台の議席が取れる(前回も今回も)、というのが小選挙区制です。
 
比例選では、自民はほとんど増えていません。
(前回の)民主票が維新に流れた、というイメージでしょうか。
 
「得票率」ではなく「得票数」の実数で見ると、民主の落ち込みはさらに激しくなり、自民票も減少しています。
投票しなかった有権者が、前回に比べて1千万人以上増えています。
 
ちなみに、ウィキペディア投票率データをカンニングすると、現行の定数になった以降は、
 
第42回(2000年6月25日)62.49%
第43回(2003年11月9日)59.86%
第44回(2005年9月11日)67.51%
第45回(2009年8月30日)69.28%
第46回(2012年12月16日)59.32%
ということで、前回から10ポイント近くダウン。総選挙としては最低だそうです。
 
勝った党も負けた党も、今ごろ分析はしているでしょう。
 
個人的には、前々回(いわゆる郵政民営化選挙)以降は、第一党が勝ち過ぎという印象があります。
今の制度では、たとえば
「A党55%、B党30%、C党10%、衆参ねじれナシ」
有権者の大多数が望んでいたとしても(あくまで例です)、それを意思表示するすべがないのですよね。
技術的にはできそうな気もしますが。