市街地が壊滅した後の陣頭指揮を執りながら、2011年8月に初版発行というスピードには、驚異を覚えるとともに、その裏にあるであろう強い想いを感じます。
憤りを覚える話もあります。
廃墟となった旧市庁舎で(多数の市民や職員が亡くなった場所でもあります)、
Vサインをしながら写真に収まる政治家。
こういう人物を次の選挙で落とすことについては、その選挙区の有権者の判断に任せるしかありませんが。
Vサインをしながら写真に収まる政治家。
こういう人物を次の選挙で落とすことについては、その選挙区の有権者の判断に任せるしかありませんが。
市民の食糧確保のために有休農地で仮設のスーパーマーケットを作ろうとしたら、
農地整備について過去に補助金が出ているので、「転用不可」(どうしてもというなら、補助金返還)。
→さすがに、これは見解が変わって認められたようですが。
農地整備について過去に補助金が出ているので、「転用不可」(どうしてもというなら、補助金返還)。
→さすがに、これは見解が変わって認められたようですが。
進まない瓦礫処理のために、市に瓦礫処理専門のプラントを作ることを県に提案したところ、
手続きが必要なので建設開始までに2年はかかる、という返答。
手続きが必要なので建設開始までに2年はかかる、という返答。
さらに、取材陣の前でいろいろしゃべりすぎると、
「そういった発言は控えてもらわないと困ります」と飛んでくる県職員。
「そういった発言は控えてもらわないと困ります」と飛んでくる県職員。
怒りよりも、むしろ悲しくなります。
どうすれば、このような平時の「杓子定規」対応ではなく、必要な緊急対応が行えるようになるか。
いろいろな角度から考えていかなければならないと、私は思いました。