日本人関係のノーベル賞受賞者をまとめてみました。
経済学賞(アルフレッド・ノーベル記念経済学スウェーデン国立銀行賞)は、今のところ日本人関係の受賞者はないということで、表からは省略しています。
日本国籍から離脱した人は灰色(カッコ内に現国籍)、共同受賞の場合は賞金の配分割合を分数で表示しています。
また、自然科学系3賞については、受賞理由を青色で表記しています(短くするために、正確ではない場合があります)。

こうしてみると、特に自然科学系では共同受賞が多いですね。
これ以外にも、研究室でチームを組んで進めることは普通にあるでしょうから、科学史の表舞台には残らないかもしれない無数の人物の存在を感じます。
また、今年のおふたりが典型例なのかもしれませんが、「そんなことはあり得ない」などと批判されても研究を続けて、動かぬ証拠を発見するというケースも少なくないと思います。
(逆に、日本関係ではなかったと思いますが、受賞理由となった業績が、後世で否定された場合もあるようです。)
こういう場には似合わない無粋な話ではありますが、たとえばSNSや「近所の井戸端会議」なんかで、「○○○という意見が多い」というだけでそれを信じる人が意外に多そうな気がしますが、そうではない信念を持ち、ただし自分で間違っていると思ったら修正できる柔軟性も有しているような人が、こういう賞に手が届く可能性があるということなのかもしれません。
さらに余談。
Windows11にアップデートしたら、プリントスクリーンがうまくいかなくなった(試行錯誤の中で、なんとかできるようになりました)。