Q:稲村氏を特別に擁護していませんか?
A:個人的には、彼女の政策の中で、反対ではなくても疑問のところはあります。
ただ、今回に限っては、稲村氏が現実的でしょう。
斎藤氏が、仮に「法的にも政治家的にも無罪」であったとして、それを世間が認めやすいのは、知事ではない間に調査が進んで解明されることだろうと思います。
(最初から第三者に調査を任せていたら、こんな手間は要らなかったでしょうが。)
次期知事選でも、斎藤氏は、まだ50歳になったばかり。
雌伏して、いろいろ見つめ直した方がいいのでは?
あくまで推測ですが、吉村府知事にも、似たようなことは言われませんでしたか、斎藤さん?
Q:稲村氏が「左派色が強い」といって批判する声がありますが?
A:一般論として、私は外交安全保障の分野については、自民党の中でも保守派とされる人々に近い考えを持っているのかもしれません(「現実的」と自分では思っていますが)。
一方、外交安全保障に直接関係のない地方自治では、党派色はそれほど問題にはしていません。
で、稲村氏ですが、尼崎市という、おそらく当時の市議会も自民系や維新系が強かったであろう自治体の長を3期12年務め、財政を再建し、市内から暴力団事務所をなくしました。
「リアリスト」とネット上某所で書いていた人がいましたが、なるほど、と思いました。
今回も、自民系の一部から国政野党系、無党派まで、幅広く(実数は知りませんが)支持されているようですし、現在の市町や町長(ということは、物議をかもす前明石市長以外の首長など)の受けもよさそうです。
また、これは誰が知事になっても同じだろうと思いますが、斎藤県政の改革方針の根本を大きく変えてしまうようなことは、あちこちから批判が出るでしょうから、よほどの理由付け(絶対に起こらない方がいいですが、南海トラフがらみで大惨事になるとか)がないと難しいのではないでしょうか。
<おまけ>2024/11/04 夜に追加
このXの内容の真偽は、私には何とも言えません(事実だったら、そりゃ中川氏も怒るだろう)が、リハックの討論会の際に、立花氏が「事実と異なること」を発言していたのは確認しています。
斎藤氏支持の人とも、もう少し建設的な話をしたいと思っているので、今のところ詳しく触れるつもりはありませんが。