『鬼滅の刃』の「柱稽古編」が終わりました。
番組、というか放映時間の最後の方で、「無限城編」の制作決定という情報が出ていました。
3部作か・・・え?劇場版?
テレビ版の方がやりやすくない? 大人の事情?
とはいえ、その3部作の範囲がどうなるか、素人なりに予測してみたいと思います。
なお、原作の16巻の途中(140話以降)の内容に触れる場合があるので、「原作未読」かつ「絶対にネタバレ情報には触れたくない」という方は、ご遠慮いただいた方がよろしいかと思います。
(まあ、そんなに高度な内容にはなりませんが・・・)
さて、「柱稽古編」までで映像化されていない原作の話数は、次のとおりで、
66話分です。
では、このうち「無限城編」とは、どこまでを指すか。
A:最終話まで
B:文字どおり「無限城」内の戦いまで
C:最後の無惨戦を除いて、上弦の壱との戦いまで
まず、A:最終話まで(原作で66話分)
1)上弦の弐・参・新陸との戦い(24話分)
2)上弦の壱との戦い(16話分)
3)無惨戦以降(26話分)
これはボリュームあり過ぎ。
特に3が大変なので、いくらかでも緩和するなら、3の冒頭を2に持ってきます。
A2
1)上弦の弐・参・新陸との戦い(24話分)
2)上弦の壱+無惨(無限城内)(20話分)
3)城外の無惨戦以降(22話分)
これでも劇場版(2時間ぐらいが限度か?)に収めるのは無理があるので、重要な戦闘シーンを中心に映像化し、詳細はテレビ(地上波)で流すときにつけ加えるぐらいが考えらえます。
次にB:無限城内(44話分)
1)上弦の参まで(18話分)
2)上弦の壱の途中まで(169話ぐらいまで)(12話分)
3)無限城崩壊まで(14話分)
これもボリュームあり過ぎですが、Aよりはマシ。
2を169話で切ったのは、168話で岩柱が駆けつけ、その次の、上弦の壱と派手にぶつかったシーンぐらいで終わるためです。
ただ、2・3ともラストシーンの感動は(敵を倒した場合に比べて)少し小さめになるでしょう。
最後にC:上弦の壱との戦いまで(40話分)
1)上弦の新陸、参(15話分)
2)上弦の弐(前半と後半を足す)(9話分)
3)上弦の壱(16話分)
原作では、上弦の弐との戦いは、前半と後半に分かれていますが、テレビならまだしも劇場版で作品またぎをすると・・・いろいろ支障が大きいので・・・順番を入れ替えています。
それ以外に、2と3には(一応)主人公の炭治郎が登場しないという問題もあります(AでもBでも生じる問題ではありますが)。
結論として、どれも無理があるかな、というところです。
これまでは、たとえば第1シーズン(無限列車編の直前まで)では、だいたい原作の2話分でテレビ(CM等込みの30分間)1回分でした。
そのペースで劇場版を作るのは、A~Cのどれでも不可能でしょう。
「無限城」以降は戦闘の連続で、凄惨な場面も多いので、そのあたりも整理してシンプルにまとめる。そして、テレビ化の際に追加・編集して仕上げる。
そういう可能性もありそうです。
※追加
蛇足ですが、もしも
C:上弦の壱との戦いまで
を無限城編とした場合、次に「無惨戦編(仮称)」が来ることになりますが、その場合は191話まで(いったん離脱した炭治郎が戦線復帰する回まで)で、前半と後半とに分ける手はあると思います。