言い訳と、どうぎんクラシック1

 

Q:前記事で、吉田知那美さんたちの多拠点婚について、「うまくいくとは限りませんから」と書いたのは失礼ではありませんか?

 

A:ファンの方がご気分を害されたのなら申し訳ありません。もちろん、うまくいかないことを願っているわけではありません。
 ただ、ご本人のインスタグラムで、
「普通といわれる形とは少し違った結婚生活となりますが、お互いにとって大切なチーム、チームメイト、選手たちと過ごす時間も大事にしていけるように、そんな結婚生活に挑戦してみることにしました。」
と書かれているように、「挑戦」であるという認識は、当事者もお持ちだろうと思います。
 男性アスリートが結婚等に際して、競技の継続性についてあまり話題にならないのに、女性アスリートの場合に何らかのハンディがありそうな雰囲気が漂うのは、本来はおかしなことではないかと思っています(出産の場合は、さらに言われますよね)。
 彼女たちが、この挑戦に成功すれば、後に続く若い人たち(女性アスリートだけでなく彼女たちのパートナーも含めて)の取り得る道、選択肢が広がるのではないかと期待しています。
 そして、もし、プランAが成功しなかったとしても、プランBやプランCを考えて、河野さんたちとも相談して、協力して乗り切っていくのではないでしょうか。

 


さて、「どうぎんカーリングクラシック」が始まりました。
https://hokkaidobank-curling.jp/

いよいよカーリングシーズンの(早めの)開幕です。

 

女子1日目の結果

プールA
 Ha(韓国)8-0北海道銀行
 STRAHL6-4ロコ・ステラ

プールB
 大学選抜女子6-2フィロシーク青森
 中部電力7-6フォルティウス

 

フォルティウスは、船山弓枝選手に代えて、リード・バイススキップとして小林未奈選手が登場。
シーズン初戦で(小林選手以外も)緊張があったかもしれませんが、終盤に見ただけでもよいゲームでした。
フォルティウスが6エンドに3点取って逆転したのですが、7エンド、8エンド(最終エンド)と中部電力が1点ずつ取って同点に。
エクストラエンド(延長)はフォルティウスが後攻で有利かと思いましたが、最後は吉村紗也香選手のドローショットが長すぎて、中部電力が逆転勝ち。
不利な局面から少しずつ追い上げて相手にプレッシャーをかけるといういやらしい勝負術(ほめています)は、五輪などでのロコ・ソラーレにちょっと似たものを感じました。

ロコ・ステラも佐々木穂香選手がフォース・スキップ、本橋麻里選手はサード・バイススキップとして若手を見守りました(たぶん)。
日本選手権でも力を見せたSTRAHLに敗れましたが、新しい選手が登場するのは楽しみです。

 

あと、動画配信が思っていたよりも見やすいです。
実況解説がつかないCシートとDシートは固定カメラで一緒に配信されるので少し小さいのすが、全画面モードにすればわかりやすくて、けっこう楽しめます。