ロコ・ソラーレ優勝、中部電力準優勝

日本カーリング選手権の女子は、ロコ・ソラーレの優勝で終わりました。
準優勝は中部電力で、結局は、五輪代表チームと世界選手権代表チームがワンツーを占めるという結果になりました。

 

 

それで思ったのですが、「フォルティウスの不振」は、実戦から遠ざかっていたことが一因ではないでしょうか?


上の表中で、ブロック代表となっているチームは、各ブロックを勝ち抜く過程で真剣に戦っています。
ワイルドカード」は、この場合は最終予選みたいなもので、日本選手権の大会直前まで戦っていました。

「世界選手権枠」の中部電力は、もちろん3月の世界選手権で高レベルの実戦経験があります。
そして、「前年度準優勝」でシードされているはずのロコ・ソラーレは、12月の北京五輪世界最終予選、2月の北京五輪、そして4月のカナダの大会(グランドスラム)と、緊張ある大会の連続でした。

 

フォルティウスは、といえば、11月のパシフィックアジア選手権に優勝してからは、少なくとも他のチームと同レベルの実戦はなかったように思います。
今回は、ロコ・ソラーレ北海道銀行との対戦のときの強さと、中部電力などに大差で負けたときの弱さと、変動が大きかったのではないでしょうか。
もちろん、練習はしなかったはずはないと思いますが、この不安定さは、実戦から遠ざかっていたことに関係がありそうに思うのですが・・・

 

まあ、素人の思いつきですし、深入りはしません。


全般としては、若いチームなどで活躍する選手が見られ、楽しみが多かった大会でした。
5月下旬まで、という、例年にない長いカーリングシーズン。
みなさん、お疲れさまでした。