ウクライナ支援に便乗、不審メール

ウクライナ支援に便乗 募金や寄付募る不審メールに注意を
NHK 2022年3月9日 12時28分 

ロシアによる軍事侵攻を受け、ウクライナの人たちへの支援の動きが広がっていますが、大使館をかたって暗号資産の寄付を募るなどの不審なメールが相次いで確認され、情報セキュリティー会社などが注意を呼びかけています。

ロシアによる軍事侵攻を受け、日本でも各地で、ウクライナの人たちを支援しようという募金活動の輪が広がっています。

こうした中、大使館をかたってビットコインなどの暗号資産の寄付を募ったり、偽の募金サイトに誘導するURLが記載されていたりする不審なメールが相次いで確認されていることが分かりました。

大使館では、暗号資産での寄付は募っていないとしていて、こうしたメールをSNSなどで公開して注意を呼びかけています。

情報セキュリティー会社「トレンドマイクロ」の分析によりますと、世界各地で確認されたウクライナ関連の不審なメールは、先月23日の時点でおよそ2900件でしたが、軍事侵攻が始まった24日にはおよそ9400件、28日にはおよそ2万7000件に急増したということです。

トレンドマイクロの岡本勝之さんは、「偽装メールに引っ掛かってしまうと、ウイルスへの感染や個人情報の漏えいのほか、場合によっては現金をだまし取られる危険性がある。有名企業を装ってメールを出してくることも考えられるので、文面やURLに不審な点がないか十分確認してほしい」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220309/k10013521731000.html

 

 

こういう記事を見ると、これもロシア側の工作か、と思ったりもしますが、「普通の詐欺」と考えた方がよいような気がします。

というより、とにかく不審メールのご注意を、ということでしょう。

 

ウクライナ支援は、同国大使館ルートの他、自治体経由、赤十字社など伝統的な人道支援などで受け付けているようです。