事実はあるよ、汪文斌くん

前記事の後半で紹介しているNHKの報道ですが、ブログ記事投稿に際して確認してみると、ちょっと追加されていました。

 

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1月5日 18時27分
中国報道官「反中勢力がでっちあげた でたらめ」
中国外務省の汪文斌報道官は、5日の記者会見で「新疆ウイグル自治区での人道に対する罪などというものは、反中勢力がでっちあげた、とんでもないでたらめであり、事実や法律的な根拠は何もない。うそに基づいて中国を攻撃し、中傷しようというたくらみは、絶対に成功しない」と述べ、反発しました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220105/k10013415501000.html

 

これより前の部分は、前記事後半の1月5日 10時18分のものと同じです。

中国外務省の報道官が(上からの命令に基づいてか)

新疆ウイグル自治区での人道に対する罪などというものは、反中勢力がでっちあげた、とんでもないでたらめであり、事実や法律的な根拠は何もない。」

とおっしゃっていますので、前記事の前半で紹介した西日本新聞の報道のうち事実を列挙した部分を再掲しておきます。

 

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 中国政府が30年以上にわたってほぼ毎年「中国統計年鑑」で公表してきた地域別出生率(人口千人当たりの出生数)の項目が、昨年9月刊行の2021年版年鑑から消えた。

 

 年鑑に地域別出生率を記載しなかった理由は明らかにされていない。

 

 中国政府は昨年9月に公表した新疆の人口動態に関する白書でウイグル族の増加を強調。当局がウイグル族に人口抑制策を強制しているとする欧米の指摘を全面的に否定した。一方、18年以降の出生率急減には触れていない。

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この事実を見る限り、西日本新聞の推計部分なども十分な信ぴょう性があると考えられます。

少なくとも、中国外務省の公式発表に比べたら。