報酬体系の簡素化
複雑な加算要件の簡素化を行うこと。
今回改定においては、報酬体系の簡素化の観点から、報酬体系の見直しや、加算の整理等を行っているところです。算定要件等については、今後具体的な通知等でお示ししていきますが、介護現場において円滑な運用がなされるよう、また、事務負担軽減の観点から、分かりやすい記載に努めてまいります。
療養通所介護が包括報酬となることで、事業所としては経営上利用回数をある程度制限せざる負えない。介護者が就労するために利用されてきた方や、レスパイトの為に利用されていた方、週の回数多く利用していた方には厳しい状況となる。
療養通所介護については、医療と介護の両方のニーズを持つ中重度の要介護者の状態やニーズに合わせた柔軟なサービス提供を図る観点から、見直しを行いました。引き続き、サービス提供の状況や他のサービスも含めた機能や役割を踏まえながら、今後の在り方について検討してまいります。
（看護）小規模多機能型居宅介護事業所連携加算を廃止しないこと。
同加算については、算定実績を踏まえ、廃止することとしております。
その他
安全管理体制未実施減算を導入しないこと。事故発生防止に向けて十分な情報の提供と周知を図ること。
安全管理体制未実施減算については、より適切な事故発生時の対応、介護事故の発生予防・再発防止の推進の観点から、運営基準における事故発生又はその再発防止のための措置がとられていない場合は、基本報酬を減算することとしたものです。なお、当該減算は、令和３年４月１日から６ヶ月の経過措置期間を設けておりますので、当該期間内に必要な措置を講じていただくようお願いいたします。
事故の発生予防・再発防止の推進の観点から、報告内容の分析や有効活用等についてどのような対応を図ることが適当か、今後検討してまいります。
令和２年度介護事業経営実態調査結果から、基準費用額の引上げは必要である。
介護保険施設における食費の基準費用額については、令和２年度介護事業経営実態調査結果から算出した介護保険施設の食費の平均的な費用の額との差の状況を踏まえ、引上げを行うことといたしました。
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この記事からのパブリックコメントの結果
https://jukeizukoubou.hatenablog.com/entry/2021/03/16/205002
「令和３年度介護報酬改定に伴う関係告示の一部改正等に関して寄せられたご意見について」
は、ここまでです。
機会があれば、これにコメントを入れていきたいとは思っていますが。
