介護保険サービスの費用(いわゆる介護報酬)は厚生労働省の老健局が、
障害福祉サービスの費用(報酬)は社会・援護局が担当しています。
それらに伴う地域単価の級地区分(同じ単位数でも東京のような大都市圏では高く、地方では安い)も、それぞれの担当局で決めています。
その結果、同じヘルパーのサービス(介護保険の訪問介護、障害福祉サービスの居宅介護など)でも、介護保険の方が高い地域、障害福祉サービスの方が高い地域が生じるという不合理なことになっています。
この問題については、ずっと以前からパブリックコメント等の機会で指摘しています。
https://jukeizukoubou.blog.fc2.com/blog-date-201202-2.html
https://jukeizukoubou.blog.fc2.com/blog-date-201202.html
今回、ちょっと思惑もあって(謎)最新の報酬改定後の状況で対比表を作ってみました。
障害福祉サービスと介護保険サービスの級地比較(平成30年報酬改定後)
https://to403.web.fc2.com/h30taihi.html
詳細は上のリンク先をご覧いただくとして、
東京都(島嶼部を除く)の状況を地図に落としてみると、こんな感じです。
5自治体で介護保険と障害福祉サービスとの食い違いが生じています。
まあ、特別区はともかくとして、地域区分をここまで細かくする必要があるかという疑問もあるのですが。